丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

原田マハの印象派物語

2022-08-29 06:26:19 | 

図書館で何気に手に取った「原田マハの印象派物語」。当方の絵画知識はほぼゼロに近いので「印象派」?、何だろうと思いながら、適当にページを開いて見ると、セザンヌ、ゴッホ、モネ、ルノワールなど、特に絵に関心がなくとも、生きていればだれでもどこかで見たり聞いたりする高名の画家たちのコンパクト伝記物語でした。

 

この物語を読んで挿絵のように掲載されている有名な「絵」を見ると、なにか自分なりに見え方が違ってきたような気になりましたが。

 

夕顔(夕顔の花は赤と白があります。苗を買って知りましたがこれは赤です。)

夕顔の白の花

 

実が生るかどうか?今のところ、花だけで終わりそうです。

 

インゲンの花

 

近頃お気に入りの一句

鶏頭花秋の花壇は定まれり          吉村 昭

暮るるまま動かず暮るる鰯雲         吉村 昭

 

吉村昭句集、「炎天」から。この本は図書館から十回以上借りています。当方は同じ本を何度も借りることが多いのです。「原田マハの印象派物語」もリストに入れる予定です。

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つるボケ

2022-08-11 14:59:38 | 

「つるボケ」、野菜つくりの本によく出てくる言葉です。

葉っぱや蔓ばかりが伸びて、肝心の実やイモがならないことを言うようです。

特に、サツマイモのつるボケのことがいろいろな本によく出てきます。

サツマイモの茎と葉がぐんぐん伸びて広がっていくので、大いに期待していたが、収穫時期になって掘って見たらなんと、イモがほとんどできていなかった。

ということをよく書いてあるのです。

 

当方の一本畝にも、つるボケの兆候が。

右はゴーヤの葉、左はつるありインゲンの葉です。

葉っぱが異常に大きいのです。ナスの葉もこんなに大きいわけはない!レベル。

プランターのサイズは内径30㎝×60㎝ですからなに、これという大きさ。これが「つるボケ」かも。

 

調べました。

以下、引用です。

 

『・・・葉や茎ばかりが大きく育つ・ツルボケの原因は?

ツルボケの原因は、肥料過多。それも元肥を入れすぎた場合に起こります。

作物を大きく育てたい、その気持ちはわかりますが、肥料を入れれば育つという物ではなく、むしろ逆効果となる例ですね。

 

ツルボケの原理としては・・

栽培初期に肥料が多すぎる

根は際限なく肥料分を吸う

根は肥満になり、短く太くなる

吸い上げた肥料分は葉に蓄えられる

葉の中の肥料分は光合成しないと植物は使えない

肥料分が多い分、たくさん光合成しようと葉は大きくなる

それでも根はどんどん肥料分を吸い上げる

もっともっと光合成しようと葉も茎も大きく暴れまわる

暴れた結果、その葉と茎の維持に栄養を使うハメになる

そのため、光合成しても栄養を根に送れなくなる

根菜は根を育てたいのに、肥料分がありすぎると、根を広げずとも吸い上げられるので、葉と茎ばかりが大きくなってしまうんですね。

・・・』以下、略

 

うむ、なるほど「商売は道によって賢し」ですね。

 

当方の「つるボケ」の原因推測です。

生ごみ堆肥の作り過ぎで、一本畝畑の土の量に対して過大な比率になってしまったこと。

引っ越しに際して持ってきた「使い残し肥料」を入れたこと。

かな?とおもっていますが。

 

当方の対策

異常に大きく育った葉っぱをどんどん切りました。

葉っぱの肥大が止まり、落ち着いてきたように見えますが、さて?

多過ぎる肥料成分を消化してもらうため、雑草がある程度育ってから抜くことを冬まで繰り返す。

迷案かも?ですが、これしかなさそうです。

 

桔梗

 

むかご

食べるほどの量はなさそうです。

 

近頃お気に入りの一句

 

一生の楽しきころのソーダ水          富安風生

富安風生は(明治18年~昭和54年)逓信省官僚、高浜虚子門人。長生きでした。

季語は「ソーダ水」で夏。大正の頃から使われるようになった季語だそうです。「一生の楽しきころ」は人によって大きく違うとおもいますが、

作者が自分のことを言った句ではないようです。

喫茶店でソーダ水を前にした若い人たちを見て、作った句と思われます。

 

 あさがおに我は飯食うおとこ哉         芭蕉

門人の其角の句

「草の戸に我は蓼食うほたるかな」をみて、いまいち、どうかなと言って詠んだ句と伝えられているそうです。

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