白鳥ではなく、鷺とのこと(画面左下のかず君の・・・より)
実は六年前に肺気腫になっていたのです。
肺気腫は新型肺炎のように熱は出ませんが、咳が止まらず、使える肺の面積がどんどん減っていくことは同じです。
六年前の当ブログの記事。
「来週は」
2014/05/25 17:36:32
「ところで、ついにおらほもガタがきました。四月初めから、咳が出始め、なかなか止まらない。
花粉症と思っていたが、だんだんひどくなり、五月初めには呼吸困難に。おおげさではありません。
階段を上がっただけで、息が切れる。数分動かないで息を整える、と言うか、動けない。
健康診断では、尿酸値以外は絶対的な自信を持っていたおらほもついに病院へ行きましたよ。
国立相模原病院、おらほの近所にあるのです。
病院内の移動は車いす、点滴二時間。
検査の結果、肺活量が通常の30%しかない、動いたら息が切れるのは当然だと言われました。
中略
二週間後の今は、肺活量が70%まで回復。
医療はすごいと、初めて思いましたね。
23日、病院で聞きました、山登りはしてもいいのですか?
返事は、推奨とのことです。ゆっくり登ることで気管を広げることに役立つそうです。」
当時は、肺気腫とは書きませんでしたが、
ほんの十数メートル歩いただけで、自然に足が止まるのです。前に進めない。歩こうとすると呼吸が激しくなるだけで、動けません。その場に立ち止まり、しばらく、二、三分か、四、五分か、息を整えて、やっと、そろりそろりと歩き出すのです。
物も持てなくなる。
本を二、三冊持っているだけで、自然と手が下がってきます。重いとは感じないが、持っていることができなくなるのです。
高熱が出るわけではないので、動かないでじっとしていれば、自覚症状はありませんが・・・、生きている以上、歩かないわけにはいかないのです。
当時は、自分の健康を過信していたので、どうにもならなくなるまで病院へ行きませんでした。
「健康第一」、重いことばです。健康でなければ何もできません。
最後に、
近頃お気に入りの一句
虹も出よキャンプの雨は昼に止む 細谷喨喨
せっかく、楽しいキャンプに来たのに、あいにくの雨。
しかし、空は明るいので、いずれ雨もやみ、虹も出るかもしれない。