画面左下の「かず君の・・・」から拝借。
数枚掲載されていますが、この写真が一番「えんぶり」の実相を伝えているかなと。
こう見ると、天下の奇祭ですな。「世界観光化」はしていないと思いますが?
近頃お気に入りの一句
座を移るときも吹きをり祭笛 深見けん二
川青く東京遠きすみれかな 五所平之助
この方は映画監督だったそうです。撮影での一コマでしょうか。
煙草屋の娘うつくしき柳かな 寺田寅彦
こちらは随筆家として有名。物理学者で東京帝大教授。となると、この柳は、昭和歌謡に歌われた「銀座の柳」ですね。
参考の一句
麦秋を短き赤き列車ゆく 坊城俊樹
春や昔貨物列車の長きかな 今日水
今はない光景と思います。貨物車両を数えている暇な友人もいましたが。
近詠
春の雨トタンの屋根に響きたり 今日水
たまには大粒の雨も降ります。古い粗末な家ということです。
踊り子号切符届いて余寒かな
伊豆下田旅行の幹事さんから送っていただきました。
底見ゆる水無川も雪解かな
水無川、丹沢塔が岳から大倉集落を通り、秦野へ流れる水量の少ない川で、秦野市街でも川底が見えるぐらいです。
しかし「雪解け」で水量が増えているという実感は、ほぼないと思いますが。