6月8日(水)14時から、四街道の下志津病院(国立病院機構)にて出張演奏を行いました。
下志津病院には2012年に伺って以来の3回目の演奏ですが、今回は前とは別の新設病棟からの依頼です。
場所は病院の最も奥に新築された第10病棟内の広い機能訓練室(約30m×20m)で、室内にはスタッフの皆さんによる手作りの看板や天井の飾り付けがあって、楽しく明るい雰囲気に溢れています(写真参照)。[看板の『芸術鑑賞会』にはチョットくすぐったくなりましたが]
また団員のSさんが会社から持ってきていただいた沢山の鉢植えの花を客席の前に並べて、さらに華やかな会場になりました。
開始予定が近づくと病棟から続々と患者さん(子供たち)が集まってきます(車いす、ストレッチャーなどに乗って約40名)。 他に父兄の方とスタッフを合わせて60名ほどのお客さんで室内は一杯になりました。
開始時刻になるとスタッフからの開会あいさつとクローバーの紹介に続いて、病棟で恒例の「始まりの歌」が客席全員で歌われ、我々も手拍子で合わせました。
いよいよ演奏開始ですが、指揮者が急用のため、S代表による挨拶・プログラム紹介で始まりました。
第1部:初夏の調べ 四季の歌、茶摘み、浜辺の歌、夏の思い出
第2部:タンゴの世界 夜のタンゴ、小雨降る径、マイアミ・ビーチ・ルンバ
第3部:日本のポップス 君をのせて、瀬戸の花嫁、川の流れのように
第4部:みんなで歌おう 青い山脈、夏の思い出
所々に曲紹介を入れながら、1曲終わるたびに暖かい拍手をいただいて、時々、お客さんから感動や興奮の声もあがり、最後は大きな声で合唱していただいて滞りなくプログラムが終了しました。
その途端「アンコール」の声、そこで「ふるさと」を一緒に合唱していただいて、終了。 最後にはお礼の花束、そして父兄の代表からのお礼の言葉をいただき、「終わりの歌」が歌われて終了しました。
今回はとても気持ちの良い演奏でした。 会場の準備から演奏の終わりまで、携わるスタッフ(ほとんどは若い女性の看護師さんたち)は終始、明るく元気な振る舞いで、こちらまで心が癒され暖かい気持ちになったのは小生だけではないと思います。 こんなボランティア演奏はいつでも歓迎ですね。
次の練習は、6月13日(月)です。 (T.petter)