今回のブログの担当は、CL-yama さんです。
私がクラリネットを習ったのは20代後半3年間程です。文字を読む様に楽譜が読めたらいいな! それには、何か楽器を習えば出来る様になるのでは、と浅はかな私は思っていました。
そんなある日、吉祥寺の街をふらついていた時、丸井の並び(?)のヤマハ音楽教室の看板が目に止まり、楽器はなんでも良かったのですが、クラリネットを選ぶことにしました。習い始めると、生来不器用な私にとって間違った楽器の選択であったと気づきました。
音は満足に出ない、指使いは難しい。従って、楽譜もドレミファ。。。。と読むのではなく、5線紙上の音符の位置と指使いを覚えるのに必死で、出している音がドかレかミか関係ありません。先生には、安い楽器にしては、いい音している等と煽てられ、楽譜を読めるようになるという初期の目的はすっかり忘れ、次回練習の課題曲をマスターすることに終始していました。
そのうち、仕事が多忙となり、結婚、転居などが重なり辞めてしまいました。
子供たちが、ピアノ、学校で吹奏楽を始めたのに触発され、押し入れの奥に仕舞ったままのクラリネットを出し、時々音を出す様になりましたが、家族からは騒音と言われ、また辞めてしまいました。
40代後半になって、静岡の子会社に出向、単身赴任者の社宅で9年間過ごしました。飲食街からかなり離れていたため、飲み屋通いすることもなく、余暇をヤマハ音楽教室で未終了のままだったエチュードの独習に充てることにした。当時も私にとってレベルの高かったエチュードであまり進みませんでしたが、音を出す訓練にはなっていたのかなと思っています。
3年前の7月に完全リタイヤし、即入団させていただきました。クラリネット奏者は下手くそな私一人で、心細く、何かの事情で長期に練習を休むと、このまま辞めてしまおうかと思うのですが、何とか続けています。
クラリネット奏者でもあるN先生並びにC師匠のご指導により、ほんの少しですが、進歩したのではと思う今日このごろです。相変わらず楽譜は読めませんが。
以下、練習の様子です。
今日は、音楽のつどい出演のための臨時練習日でした。25日の公民館まつりから間がなく欠席者が多いのではと推察していましたが、ほぼ全員参加となりました。
練習曲目は、青い山脈、里の秋、もみじ、夜のダンゴ、マイアミビーチ、サントアマミー、ドナウ川のさざ波、川の流れのように、ペルシャの市場にて、真珠採りのタンゴ、そして音楽のつどいで演奏予定の、星に願いを、虹の彼方に、百万本のばら、の3曲でした。
練習中の小学生(低学年)の見学がありました。
次は11月1日(日)の「市民文化祭・音楽のつどい」での演奏です。