本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

ニゲラ パピローサ アフリカンブライド

2007-07-07 | 1年草
No.366
大好きな1年草のひとつで毎年タネまきしていたニゲラですが、今まで花弁だと思っていたのは実はがく片だということを今回はじめて知りました。

さてこのやや大ぶりのニゲラ、昨年の晩夏にカタログを見て、しべの色合いがとても魅力的で一目惚れ~
早速注文したにもかかわらず、届いた受注明細書には品切れの文字が…
「やはり人気だったのか~!」とガッカリしていたのですが、もう既に秋の種まきもすっかり終えて気持ちは冬の準備に向かっていた10月に、発芽率が安定せず商品として発送出来ないため、試供品として利用して下さいというような文面が添えられ、諦めていたそのタネが送られてきたのでした。
発芽率が悪いということ、しかも寒さに向かうその時期にまいて一体どれほどの芽が出てくるのかも疑わしく、いつもは数年に分けて少しずつタネまきしているものを、1袋全部鉢に直まきしました。
ところが、発芽率が悪いという説明が信じられないくらい、たくさん芽が出てきてしまったのです。
しかしながら寒さに向かっていく中、なかなかポット上げする気力もなくそのままで越冬となりました。
十分に育たないまま寒さを迎えたせいか、月日が経つ毎にたくさん出た芽はひとつ減りまたひとつ減り…
結局春を迎えた時点で残ったのは2芽だけでした。
残って花開いた貴重なこれらからはタネを採り、来年以降もまた咲かせていこうと思っています。