本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

雪の日の読書

2011-12-30 | 庭日記
9月上旬に予約した『ベニシアの京都里山暮らし』の順番が廻ってきたと図書館から連絡が入ったのは、今月のこと。
ベニシアさんの生活ぶりは、NHKの番組でも何度も取り上げられているし、人気の程が伺われますね。



ベニシアさん=ハーブというイメージだったので、ベニシアさんの本をはじめて手に取る私は、ハーブ三昧の本だと勝手に思い込んでいたのですが…

奥深いエッセイ集でした。
勉強熱心で生きる姿勢、生活に向き合う姿が真っ直ぐ。
文章の隙間から、強さと共に慈しみや哀愁も感じられました。
ちゃらんぽらんな私の襟を正してくれたような気がします。
2011年の締めくくりに、この本に出会えて良かったです。




『第三章 ハーブに導かれて ローズマリーに夢膨らませて』 より

ローズマリーのラテン名は「ローズ・マリーナス」、海の霧という意味だそう。



薄紫のローズマリーの花色は、聖母マリアのマントの色が染まったものだとの伝説。
それぞれの由来を確かめながら庭の植物と向き合っていったら、もっともっと愉しみが深まるに違いありませんね。



写真を撮ったのは23日ですが、今では軒下に置いたローズマリーの鉢もスッポリ雪に覆われてしまっています。

今年一年拙いブログにお越し下さった皆さま、どうもありがとうございました。
そして来年、皆さまに沢山のしあわせが舞い降りますように~

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