バラ咲く庭に涼やかな風を誘ってくれているようで、始まったばかりの夏のひと時、ヤマブキショウマを中心に据えて眺めるこの景色がお気に入りとなっています。
それにしても、何故この植物を庭に選んだのでしょうか。
山道で見掛けるごくごくありふれた植物、、、
遡ってラベルのファイルを調べてみたら2003年、今から17年前庭造り初期の頃に取り入れていました。
これまで幾多の植物を植えてきて、自然消滅したものや庭主の都合で取捨選択されて消え去っていったものも多く、現在では残っている植物の方が少ないと思われます。
そんな庭の歴史の中で、ヤマブキショウマが未だに残っていることがとても不思議に思えてくるのです。
でも最近では、微かな風をも捉える白い花穂が、まるで他の植物をまとめる指揮者のようで、その存在を頼もしく感じるようになってきています。
ヤマブキショウマはバラ科の植物で雌雄異株、若い芽は山菜として食用にされるとのこと。
拡大してみました。
我が家のは雄株でしょうか。
反対側の景色。
マサキの生け垣を取った後に、ウチの人がフェンスを取り付けてくれました。
うっすら見えるのが昨年植えたファイルヘンブラウ(ブルーランブラー)、そして写っていないけれど正面左側に挿し木で増やしたポンポネッラが結構大きく育ってきました。
更に、もう一株注文して届いたバラが~~~
ヤマブキショウマを通して眺めるまだ見ぬ新たな景色に、今からワクワクが止まりません。