お気に入りの球根草花アリウム・ニグラム・マルチバルボサム(Allium nigrum multibulbosum)は、2002年の秋に球根を植え付けています。
開花の時期がバラの季節に重なるせいか、あまりブログでも取り上げてきていませんでした。
検索してみても海外のサイトにはヒットするのですが、日本では育てている人が少ないのでしょうか、あまりその名を見かけません。
なので、今年は頑張って写真を撮って取り上げてみました(*≧U≦)
4月19日、もう少し前から芽吹きの時から撮れればよかったのですが、、、
4月28日、大きな葉の動きのある表情も見応えがあります。
5月2日、手前に植えているベロニカ・オックスフォードブルーは満開。
過去に咲かなかった年が1、2度あったので、それからは毎年葉が茂りだすと、花芽が上がってきたかどうか心配でかき分けて探しています(≧ω≦)
5月5日、花茎がだいぶ伸びてきました~♪
5月15日、ヒアシンソイデス・ヒスパニカが咲いています。
周囲の植物の開花も間近。
ベロニカ・オックスフォードブルーは、もう咲いていません。
5月16日、可愛すぎるネギ坊主の造形(✿◡‿◡)
5月21日、少しずつ開く~♪
5月28日、ゆっくり、ゆっくり~♪
5月31日、開花~☆^▽^☆
6月1日、満開の時~♪
が、その時葉は、、、
他の球根草花は花後葉が枯れるまで結構時間がかかりますが、アリウムは花咲く頃既に葉は枯れはてて、潔さが半端ない( ゚д゚)
開花まで時間がかかり過ぎて、葉が待ってられない状態?(笑)
6月3日、、、
これが何と最後の写真!
やっぱりバラの開花にうつつを抜かして、開花宣言を見届けたアリウムのことは、ないがしろになってしまいました(>_<)
我ながら、トホホ、です。
花びらが散って、6月14日に花茎を切っています。
以前は、花後ずっとその部分の土がむき出しで間が抜けていました。
スタンドを置いて寄せ植えを飾ったりしたこともありました。
3年前、オベリスクが老朽化したのに伴って、その管理に手こずっていたニュードーンを処分した跡地にアガパンサスを植えました。
そのアガパンサスが昨年から大きく茂り、アリウムの花後の地面を覆ってくれるようになり、スペースが気にならなくなりました。
右下に見える中途半端に切ってある茎が、アリウムです。
以上、最初と終わりが欠けるアリウム・ニグラム・マルチバルボサムの2020年の観察記録。
植栽がほぼ固まった庭で、「慈しむ」ということをモットーにそれぞれの植物に向き合っていこうと思っているのに、華やかで美しい瞬間にしか目を向けられない、まだまだ未熟な庭主です。