本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

アリウム・二グラム・マルチバルボサム

2020-06-18 | 球根草花

お気に入りの球根草花アリウム・ニグラム・マルチバルボサム(Allium nigrum multibulbosum)は、2002年の秋に球根を植え付けています。

開花の時期がバラの季節に重なるせいか、あまりブログでも取り上げてきていませんでした。

検索してみても海外のサイトにはヒットするのですが、日本では育てている人が少ないのでしょうか、あまりその名を見かけません。

なので、今年は頑張って写真を撮って取り上げてみました(*≧U≦)

 

4月19日、もう少し前から芽吹きの時から撮れればよかったのですが、、、

 

4月28日、大きな葉の動きのある表情も見応えがあります。

 

5月2日、手前に植えているベロニカ・オックスフォードブルーは満開。

過去に咲かなかった年が1、2度あったので、それからは毎年葉が茂りだすと、花芽が上がってきたかどうか心配でかき分けて探しています(≧ω≦)

 

5月5日、花茎がだいぶ伸びてきました~♪

 

5月15日、ヒアシンソイデス・ヒスパニカが咲いています。

周囲の植物の開花も間近。

ベロニカ・オックスフォードブルーは、もう咲いていません。

 

5月16日、可愛すぎるネギ坊主の造形(✿◡‿◡)

 

5月21日、少しずつ開く~♪

 

5月28日、ゆっくり、ゆっくり~♪

 

5月31日、開花~☆^▽^☆

 

6月1日、満開の時~♪

が、その時葉は、、、

他の球根草花は花後葉が枯れるまで結構時間がかかりますが、アリウムは花咲く頃既に葉は枯れはてて、潔さが半端ない( ゚д゚)

開花まで時間がかかり過ぎて、葉が待ってられない状態?(笑)

 

6月3日、、、

これが何と最後の写真!

やっぱりバラの開花にうつつを抜かして、開花宣言を見届けたアリウムのことは、ないがしろになってしまいました(>_<)

我ながら、トホホ、です。

 

花びらが散って、6月14日に花茎を切っています。

以前は、花後ずっとその部分の土がむき出しで間が抜けていました。

スタンドを置いて寄せ植えを飾ったりしたこともありました。

3年前、オベリスクが老朽化したのに伴って、その管理に手こずっていたニュードーンを処分した跡地にアガパンサスを植えました。

そのアガパンサスが昨年から大きく茂り、アリウムの花後の地面を覆ってくれるようになり、スペースが気にならなくなりました。

右下に見える中途半端に切ってある茎が、アリウムです。

 

以上、最初と終わりが欠けるアリウム・ニグラム・マルチバルボサムの2020年の観察記録。

植栽がほぼ固まった庭で、「慈しむ」ということをモットーにそれぞれの植物に向き合っていこうと思っているのに、華やかで美しい瞬間にしか目を向けられない、まだまだ未熟な庭主です。

 


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