日中はまだまだ暑いですが、庭は少しずつ秋の風情が漂ってきました。
秋の植物は目新しいものをここ数年植えていないけれど、変わらない開花が、ガーデニングシーズンの終わりが近いことを静かに語っています。
ホスタの中で一番最後に開花したハニーベルズ。
昨年まで、その葉にあまり特長を見いだせず花壇の奥に植えていたのですが、清々しい開花がフロックスに埋もれて鑑賞できずにいたので、昨秋思い切ってこちらに植え替えてみました。
大きく伸び伸び育って、花もたくさん咲きました。
クレマチスの二番花が咲いています。
昨秋前花壇を作り直した際に植え替えしたダッチェスオブアルバニー、一番花はあまり咲かなかったけれど、切り戻して二番花が良く咲いてくれています。
一番花の時は葉がかなり傷んでいて、やはり西日が当たるせいかとも思ったのですが、暑い夏に伸びた葉は綺麗な状態で不思議。
昨年挿し芽しておいたプリンセスダイアナ、根付いてくれてもう一年鉢で育てるべきだったけれど、この春勢いで地植えしてしまいました。
全然成長せず、やはり地植えしたことを後悔しましたが、8月になってつるが伸び出し何と開花してくれました。
アフロディーテエレガフミナの紫が美しく、いつも立ち止まって見惚れています。
ヤブランの開花もそろそろです。
斑入りヤブラン、毎年葉が虫食いだらけなのですが、今年はどういう訳か綺麗です。
白花のリリオペ・モンローホワイト。
リコリス・スプレンゲリー、一昨年6本、昨年2本、今年は花茎が1本だけ。
リコリス・アルビピンクは4年前にたくさん咲き誇ったのを最後にその開花を見ていません。
葉だけはどちらもたくさん出てくるのですが、、、
毎年ワクワクよりドキドキさせるリコリスです。
涼しくなったらカシワバアジサイ・スノークィーンを抜く予定だったので、それまでこのあたりを放置していたのですが、コノクリニウム・コエレスティナム(ユーパトリウム・セレスチナム)がテリトリー拡げていました。
カシワバアジサイを抜いた後の植栽を色々考え中です。
バラの夏剪定は8月下旬に済ませましたが、早くも蕾が膨らんできたものもあります。
ミニバラのグリーンアイスは夏剪定という事にこだわっていなかったのですが、ちょうど花後剪定と時期が重なって同様に8月末に剪定しました。
剪定前の様子。
クリーム色がかった花色がとても可愛かったです。
シュウメイギクが咲き始めました。
どうか、少し長い、穏やかな秋を願っています。