ここ数年、蜂の巣に困っていたヘリテージ 。
その上、庭に出られない日もあり、花持ちの悪さには対処出来ないことも多々あるわけで、手放すことを考えたヘリテージ 。
取り敢えず昨年の晩秋に、玄関から見える場所に移動してみました。
ただし、ここは北西で風当たりが強く西日があたる、植物にとっては悪条件の場所です。
なので、ここでうまく育たなかったら、思い切って手放そうと思っての移動でした。
春を迎え、他のバラには花芽を発見しましたが、ヘリテージ は全てブラインド状態。
やはり、冬の間の風当たりが強かったせいだ、これで諦めもつくというもの。
でも、、、
最後に切り戻して、これで花が咲かなかったらホントにさよならしよう、そう思ってハサミを入れました。
それから1ヶ月半、、、
な、何と!儚くも美しい花との再会。
病害虫にも強く、トゲも少なく、優雅な香りと、なによりも美しすぎる花。
それなのに、何故?
開花した次の日には、惜しみ無く散りゆくヘリテージ 。
どうして、こんなにも花持ち悪く作られてしまったんでしょうか。
その花持ちの悪さを恨めしく思いながら、砂利の上に散った花びらを拾う毎日です。