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☆名越(なごや)左源太時敏の玄孫が綴る日々のあれこれや家族の歴史. 
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「篤姫」を観ながら左源太さんを思う(mixi日記より)

2008-02-26 14:36:18 | 都見物日記プロローグ

  

先日の『篤姫』、いよいよ島津本家に入りましたが、
「ちょうどこの頃、奄美大島で過ごしていたんだなぁ、左源太さんは…。」
と、感慨深く観ていました。

 

そういえば、Wikiに名越左源太さんの項目を発見したと、
いつものサイトに載っていました。
http://sagenta.nature-f.com/?eid=816061  →※リンク切れです。。

内容がまだ充実してないので、もの足りませんが。。。
資料に依ると、

生まれたのは「下竜尾町」らしいのですが、 →※これは2008年当時の情報で、その根拠は不明
「下」が抜けて「竜尾町」ってなってるし。。。     当該 名越家の屋敷は春日町(2018.7.4追記)
う~~ん、誰か直してくれないかなぁ。。
私も編集の仕方がよく分かんないし~

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ちなみに、左源太が赦免になったのは、安政元年(1854年)旧暦8月13日で
風向きが、じきに北風になってしまうために
上国の(国に帰るための)船便が無くなり、
翌年の春まで待たなければならなかったのです。

さらに言うなら、左源太は
嘉永5年(1852年)春に「島中絵図書調方」の内命を受けているのですが、
(奄美大島を拠点としてオランダとの貿易構想を練りながら、
  同時に琉球を拠点として新たな外国貿易計画も考えていた島津斉彬は
   代官、見聴役と一緒に島中を調査するように左源太に命じた)
流罪中の者に公職を依頼するのは異例のことで、
「この時点で赦免されたも同然だった」と
かの原口泉先生も語っておられる
とか。

まだまだ興味が尽きない左源太さんです。


*「名越左源太(なごや さげんた)」についてはこちらが参考になります
http://www.city.amami.lg.jp/naze/museum/museum/sonotanobunnkazai.htm →リンク切れ↓こちらをどうぞ!
https://www.city.amami.lg.jp/bunka/kyoiku/bunka/bunkazai/annai.html

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興味が尽きない、と言えば、、
名越左源太の長女が書いた「都見物日記」という読物があって
そのコピーしたものを何年か前に手にしていたのですが、今になって
やっとじっくり読むことが出来ました。

おそらくずいぶん前に地元の南日本新聞に掲載されたのだと思うのですが、
   ↑※いやいや、これは「さんぎし」に掲載されたものでした(2018.7.4追記)
長女のいささんと、姑さん、それに
いささんの実弟(左源太の次男)の轟さんの3名で、
             (*↑この人は私の曾祖父にあたる)
明治23年の4月17日に鹿児島から船で発ったあと
四国の金比羅山へよって、兵庫~大坂(2泊)~西京(京都3泊)と
汽車や車で旅して、それから途中「お伊勢参り」をしたあと
4月30日深夜から5月1日にかけて
豊橋から東京まで終日汽車に乗っていった様子や
(もう、これだけで盛りだくさん!でしょ?)
宿泊した宿屋の名前まで書いてあったり、
チョッとした出来事や思ったままの感想が上手いこと書かれていて
それを読みながら、また日本地図を拡げて照らし合わせながら
すっかり旅気分の毎日を過ごしていました。

いささん、このとき51歳(満50歳かな?)。
日記を追っていくと、東京に着いたのは5月1日で、
泊まっている宿屋に訪ねて来る知り合いの様子や
そのときにあった「上野博覧会」とか美術館を観て回ったり
歌舞伎の見物をした様子、また中1週間ほど雨続きで
ちょっとうんざりしてしまったことなども綴られています。
このあと、5月22日までの分が掲載されたようです。

5月1日から少なくとも22日までは東京滞在!!これも凄い。。
途中、息子さんから手紙で「早く帰って来るように」と言って来た
とも書いてありました。<笑


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ともあれ、
私、なんだかんだで、こんな毎日を送っています。
(写真は2008年2月18日に行った時に撮った、仙巌園から眺めた桜島です)

 
 

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