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歌誌「にしき江」創刊者の歌碑と烏帽子嶽神社の鳥居

2021-10-08 23:07:46 | 歴史探索

いつもお読み頂き、ありがとうございます

 

例によって、FBにアップしたきりで

当ブログにあげてなかった画像が多々あるので、

ちょっと並べてみます。

 

国道226号線を鹿児島市から南へ向かい、平川付近の左手に鳥居が見えます。

 2014年11月2日撮影

 

車を降りて見てみたところ、「烏帽子嶽神社御由緒」の案内と、

短歌雑誌「にしき江」創刊者の歌碑がありました。

「鶴田海南歌碑・昭和三十九年三月建立

  同 さゑ歌碑・昭和四十七年九月建立」とありました。

〈海南〉歌碑↓

 

〈さゑ〉歌碑↓

  

 

7年前の撮影時にはありませんでしたが、FBで最近撮影された方の画像には

「鶴田正義歌碑」が写っていました。新しく建立されたのだろうと思います。

 

今、「にしき江」で検索したところ、HPのTopics にありました!

平成27年3月28日に除幕式があった模様です。

 

 実は亡き母が一時期「にしき江」に参加しており、

家には鶴田正義先生のお写真を一緒に額に入れた賞状(免状?)が掲げてありました。

(現在は亡き父が部屋の模様替え時に鴨居から下ろしてどこかへしまってあり確認出来ず‥‥)

また、鶴田正義氏は南洲神社の宮司(当時)で、著書に『南洲神社・墓地由緒』があります。

  (画像はリンク先「日本の古本屋」さんよりお借りしました)

 今あらためて本の出版年月日を確認すると、

「平成15年5月20日第1刷発行」でした。母が亡くなったのが平成11年なので、

これは母が亡くなった後に購入した本でした。父が購入したのか私だったのか‥‥不明。

気になる本があるとやたらと購入してた時期があったのでその中の一冊だったか、

結果としてはその後の学びに貴重な一冊となりました。

「著者略歴」を読むと、

「大正3年 鹿児島市平川町に生まれる」とありました。

続いて、

「昭和8年 鹿児島県立一中卒業

 昭和7年1月より父の偉業を継ぎ、歌誌『にしき江』を編業、主幹となる

 昭和9年10月より南洲神社に奉職、宮司

 平成15年4月より名誉宮司」

「昭和51年 藍綬褒章受章

      (鹿児島刑務所篤志面接委員の功による)

 昭和59年 南日本文化賞受賞

 昭和63年 宮中歌会始入選」とありました。 

  

⛩烏帽子嶽神社御由緒の案内板より

 

「御祭神 建速須佐之男命 天之手力男命」

 

⚪︎天文年中(1532〜1555年) 島津貴久公、国中平定にあたり

烏帽子嶽飯網大明神を御信仰になり、父君日新公は木造の本尊を、時の修験者、長野武蔵坊に命じ、

三鉾杉の下に勧請せしめられる。

 

⚪︎弘治三年(1558年) 鶴田伊豫守(烏帽子嶽神社初代宮司)は、

平川津野崎大明神、烏帽子嶽飯網大明神祠官を命ぜられた。

(「飯網(めしあみ)」と読みましたが「飯綱」かも?間違えていたらご指摘下さい)

祠官となった伊豫守は、風雨により破損のはげしい三鉾杉の

本尊を、子丑の方、吹き晴らし峯(今嶽=今の社地)に御遷座申し上げた。

元の場所(三鉾杉の下)には、小石祠を建立して本山と呼ぶ。

以後、社家(シャケ)道、修験道の両道奉祀せるも 明治の初め、

廃仏毀釈に際し本尊は鏡となり、烏帽子嶽神社と称され、

社家道の奉祀により現在に至っている。

 

⚪︎天正(1572〜1592年)初め、義久公詣で、太刀薬丸(?)二尺三寸)を

御寄進さる。

享保十一年(1727年)春秋彼岸中日を以て祭典日と定めらる。

中でも柴打ち神事は、当社独特のお祓いであり門外不出の

特殊神事である。(一体、どんなんだ??

諸祭典神事は、現在も受継がれ、厳粛に執り行われ、又、

修験の行場としても親しまれている。

          宗教法人 烏帽子嶽神社

          第十八代宮司 鶴田千明

  

 思うに、「鶴田伊豫守」は鶴田海南、鶴田正義、両氏のご先祖様なのではないでしょうか。

 

 昔の携帯で撮ったので画質が荒く、今回初めて細部まで読みました。

読み間違い書き間違え、勘違い等があればご指摘下さい。

では〜 (この記事、草稿は10月8日、現在10月13日17時です〜

 


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