S2000と茶の湯 日々是好日

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利休さんのお茶杓 泪 十日間だけ公開です

2024-02-11 23:08:01 | 道具



 

 
名古屋の徳川美術館で
毎年 利休忌に合わせて 十日間だけ特別公開
今は 尾張徳川家のお雛様の公開
 
お雛様に合わせて 見に行こうかな 
 
名古屋は学生時代からいつも通過するだけ
下りたことがありません
 
豊臣秀吉に切腹を命ぜられた千利休が、自からこの茶杓を削り、
最後の茶会に用い、古田織部に与えたといわれる茶杓。
古田織部はこの茶杓用に、長方形の窓をあけた筒をつくり、
その窓を通してこの茶杓を位牌代わりに拝んだと伝えられています。



 

古田織部が徳川から切腹を命じられ
その後織部の道具は すべて徳川に没収
それ以降 ず~~~~と 徳川家にあったというのが
財力の差 
他の大名家なら 
明治維新以降、家禄を失い没落し
家宝の売却などで凌がなければならない事態であったでしょうに
さすが 徳川 尾張藩がお金持ちだったのでしょうね。
 

 

 千利休-古田織部-徳川家康-初代義直と伝来した。
              (ここで 尾張に来ています)
これほど伝来のはっきりした移動の少ない茶杓は やはり 泪しかないかな。
400年以上 同じ場所にあるという
 
龍光院の天目も やはり 同じくらいの年月 門外不出でそこにあります
そういうお道具を 今は目にすることができる
そんな時代に感謝です
 
 静嘉堂文庫の両樋も筒には 表・裏 両千家の書付の筒がついていますし
それが 流れて 今 そこにあると ・・・
古いお茶道具は歴史とロマンにあふれています
今の時代にちゃんとお茶道具として残っているのは
それなりのお茶人さんの手を経て今があるのでしょうし。
 
来年行けるかどうか 来年のことはわかりません
今年なら 行けそう 行くことにしました。
茶杓1本見に 
飛行機手配しました
幸いなことに 出雲ー小牧 直行便が飛んでます
 
 
 


パイロットになりたい方へ 夢はそれに向けて努力を重ねれば 必ずかなうものだと ・・・

2024-02-11 23:01:51 | つぶやき


田舎の片隅で
幼稚園の時 仲良し三人組 飛行機大好きで 
大きくなったらパイロットになりたいと
 
大きくなって
一人は航空自衛隊のパイロットに
一人は高校を卒業後 アメリカにわたり
働きながら 英語をマスター
帰国後 八尾の航空学校に入り
免許取得 続いてアメリカで ライセンスを取りJALへ入社
その後は 何社か移動して いまは ほかの会社へ
 
あと一人は文系大学から 就職試験を受けて 不採用で
留年後 システムエンジニアに 
あきらめきれず 退職して 八尾の朝日航空でライセンスを取り
自力でローンを組んで 免許取得
アメリカで訓練受けて ライセンス取得
 
30でようやくパイロットに
 
 
ANAグループに入社後 沖縄の下地で訓練
初めは小さなプロペラ機で 羽田から 大島へ 飛んでいました
そのころは 椿油をよくくれました
 
それから  北海道へ 丘珠から 道内全域 
このころは 北菓楼の開拓あられが来ましたね
 
大阪へ戻って ボンバル機
エアアジアに移動して エアバス
コロナで飛べなくなって ピーチへ移動
ピーチでアジアへ
 
 
そして 昨年から ZIPAIRへ
 
最終 念願かなって 大型機に
ホノルル・ロサンゼルス 
 

 
苦節何年 おめでとうとメールしました
通路2列の飛行機だと 嬉しそうに話してました 笑

 

 
家族写真が来て
大きくなった孫たちと ・・・
親父になったなあ もう おじさんです
 
 
夢は見続けて それに向かって努力すれば
必ずかなうという 
 
これから パイロットを目指す方はぜひ頑張ってくださいね
パイロットローンというのがあって
就職してからの返済で
就職すれば 会社からかなりの補助金が出ます
(百万単位の 会社により差はあるようですが)
自社訓練だと時間がかかりますし 即戦力ですから
企業としてもそのほうが安上がりだそうです。
 
 
 
 
 




福豆 節分 ・・・ 桃山作りました

2024-02-11 22:59:26 | 菓子・スイーツ



 
今週は 福豆をお稽古に使うつもりでしたけれど
ちょっと アクシデントで 
食事制限 間食不可で 味見もできず
 
前半の稽古は 味見なしでできる上用に雪輪の焼き印
 
作って 一晩寝かすつもりの桃山生地を 3日も寝かせて
 

 
ふくらみが悪かったです
 

 
味は良かったですよ
 
昨年はゆで卵でしたけれど
今年は 生卵で生地を作りました
 
材料はシンプル
白餡  300
卵黄  2個
寒梅粉 8g
みりん 小1C
 
白餡に卵黄を混ぜて パラパラになるまでレンジにかける
500wで3分 繰り返す
パラパラになって 冷めたら寒梅粉を混ぜて
手でもんでまとまったら 卵黄を入れてへらで混ぜて 
最後にみりん小1を入れて
まとめて 冷蔵庫で一晩寝かす
 
形を作り
オーブン230°で12~15分
クッキングペーパーを敷いて
焦げそうなら プレートを2枚重ねにしたほうがきれいにできます
 
焼きあがると 温かいうちにみりんを塗っておくこと
別に 塗らなくてもいいですけれど 好みですね
 
鶴屋吉信さんのは 塗ってなかったみたいです

今週のお軸 都初雪 椿は四箇村 良く咲いてくれます

2024-02-11 22:56:34 | 床・軸


 

 
八田知紀の和歌 1799-1873(寛政11-明治6)
 
この方の和歌が 静岡県立美術館にありますけれど
読み方が 出ていません 同じ歌なんですが 
読みにくい 癖のある字です
 
都初雪
ひましき      悲まし起
とほきあづまの  と保支あづまの
   うけて         う希て
ふるかきの     ふ流可起乃
け〇す        計〇春
はつゆき       者つ雪
 
変体仮名 まるでパズルです
1年に一つ 読める字が ・・・
 
この方の書き方は
 
墨の濃淡 
大きな字の横に 小さな字
長く伸ばした横には ・・・幅のある字
 
バランスと 濃淡 ギリギリ我慢して四行書いて
五行目で墨を付ける
きれいだなあ と思います
 
もうすこし 読みやすく書いてほしいですけれど
 
表具は昔のなので 揉み表具
今は揉みが出来る職人さんが少なくなり 裂表具よりも貴重になっているよです。
 
揉み紙は 顔料や金銀泥を色違いに2層塗り、揉んでできた亀裂に下の色が現れてひび割れのような文様が出ます。
その後の処理もあり 相当に手間のかかる紙のようです。
又妙才のお軸を購入するときに
ただの紙かと思ったら
お道具やさんが 揉み表具でっせ と どや顔で進めてくださいました。
いわれるまで 知識なし ❓
 
家にある軸を そう思って見てみると 何幅かありました。
 
 

 

 
紅梅と四箇村椿
 
花入れは松尾重利さんの辰砂




先週は鶴の上用とドライ苺 桂月堂の小倉乳菓

2024-02-11 22:49:50 | 菓子・スイーツ




 
寒いので 上用を作って ホカホカを出しました
 

 
ドライ苺のホワイトチョコレート掛け
 


クロードのお菓子で 
甘くておいしくて軽い
フワフワ サクサク でした
 

 
桂月堂さんの焼饅頭
 

 
個別包装が嬉しい

 
お味は 普通の焼き菓子でした
 
 
自分で小豆を炊いていると
自家製の餡のほうが香りがよくて ・・・