一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

『恵方呑み』 今年はウラなんばでも流行る・・・かも 「西南西に盃をかざせ!」 2/2

2015年02月02日 03時55分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「酒屋へちかん」扉  大阪市今里 )

 

■2015/1/31(土)の手記

まもなく節分 今度の歳徳神(としとくじん)は、西南西にいらっしゃるから そちらにまずお酒を差出し、正面向いて新しい年の願い事をしっかり伝えることが肝要

その際にまず歳徳神様にお酒を味わってもらう為に盃を差し出す それから願い事 というのが「恵方呑み」

今回38回目を迎える「恵方巻」丸かぶりの発祥とも言われる 道頓堀の女子大生「巻きずし早食い競争」よりは筋がいい。 「恵方巻き」なんとなく耳に入りだしたのは、1977以降からということになる。 神様に向かって巻きずし一本を丸かぶりするのがどうなのか はさておき、バレンタインデーにも似た寿司屋の書き入れ時となっている。

 

さて話を戻して、「恵方呑み」という言葉を 最初に書いた10年ほど前(別のプロバイダー)には、検索で私以外何も引っかからなかった憶えがある。  だから「言いだしっぺは、私」と冗談のように言っているわけだが、その「恵方呑み」嬉しいことにさざ波のように全国に広がりつつある。

 

数年前、岡山の利守酒造が、酒蔵として初めてイベントとして取り組んで、翌年にはNHKでも取り上げられた「恵方呑み」

そこから東京の「沢乃井」で知られる東京青梅の元禄蔵・小澤酒造と 佐賀「七田」のケンスキーさんあたりに広まり、小澤酒造では「恵方呑み」は赤鬼・青鬼まで登場させるこの時季の大イベントになりそうな気配さえある。

「奈良の三輪神社あたりから清酒発祥の地 奈良を発信するのにいい機会」と画策していた私としては先を越されたことは残念だったが、広まりつつあることに異論はなく。 酒蔵を動かすのでなく酒屋を動かそうと決め、一昨年 私の考えを理解した「酒屋へちかん」が、酒屋としては全国で初めて MBSラジオでイベント宣伝、音楽ライブ、豆まき、巻きずしを交え『恵方呑み』イベントを開催。

自分の為に美味しい日本酒を味わう絶好の機会 ともいえるのである。

▼子供も参加の「豆巻き」が終わったら

▼「恵方にいらっしゃる歳徳神」に盃をかざし願い事

▼もちろん「巻きずし」丸被りもできるできる

 

昨年から曜日の巡りが、(今年は火曜日)あまり良くなく、イベントはできないが、発信だけは続けている。 いずれこの小さな店に大きな鯨が押し寄せるように波が押し寄せる日を夢見て・・・とそんなロマンで、今年も「恵方呑み」

 

最近話題の「ウラなんば」 その地域の飲食店に日本酒を入れている「酒屋へちかん」  酒米ひだほまれでは絶品の美味さ「鯨波」を取り扱うのは、関西でこの店一店のみ。 「風の森」の他に「タクシードライバー」「カネナカ」「原田」等レアな日本酒を取り扱っている。

▼ウラなんばの飲食店にまもなく向かう日本酒たち

酒屋へちかんからの考えに賛同して、今年は、「ウラなんば」でも「恵方呑み」をする店が出現し、賑やかな横丁に 願いのための一瞬の静寂をもたらすかもしれない。

 

 お気に入りの地酒を注いだら 今年は「西南西に盃をかざせ! 」

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(寅)


ケロちゃんさん「お土産ありがとうございました。」 虎屋の羊年羊羹 1/31

2015年02月01日 22時30分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 「とらや」干支羊羹詰め合わせ )

 

■2015/1/31(土)の記  曇時々晴

1月も早最終日。今年の1月はなんだか盛りだくさんな月で、ブログに書ききれていない話がまだ20話以上はある。全てを書き起こすことは無理だとしても鮮度が落ちないうちに早くブログに手記を書きとどめたいと思っている。 私の気持ちなどおかまいなしに時間だけは、冷静沈着に経過しているようで何とも憎らしい。

1月最後の土曜日は、昼から「大阪ぶら」で、昼呑み~夕呑み~夜呑み。 最後は、西田辺「旬の酒場さむらい」で終止符を打とうと最初に外から店内を確認したらテーブル・カウンター全席満席なので、30分近く時間をつぶし、店に入った。 「本当に多いなこの店。 いつ来てもテーブル席が空いていた試しがない」とは私のセリフではない。

 

▼店内はこんな感じ「美味しい魚を美味しいお酒でリーズナブルに頂きたい」

そういった女性客や女子会メンバーでいつも満席「旬の酒場さむらい」(要予約店)

 

私が空いたカウンター席に着くとタクちゃんがすぐに飲み物を聞きに来て、メニューから「じゃあ、蒼田 !と言いかけたが、ここに来るまでに相当呑みすぎていたので、しばし待ってもらって、「菊鷹」生酒を注文した。「菊鷹」はそのシャープさゆえに呑みづらい日本酒。

「蒼田」を頼んでしまうと次は「東一」を注文するのは目に見えている。そして三杯目は「宝剣」あたり頼んでメドレーリレーになってしまいそう。 もうしっかり飲んでいたので更に3杯は呑みすぎ・・・いかんいかんと こんな時、グビグビとは飲めない日本酒をあえて選択した。 

丁度「菊鷹」があってよかった。それにしてもこれで+3かと思えないくらいシャープ。 昨年イベントで、蔵元と少しだけお話をした酒でもある。個性的な日本酒のひとつだ。

まもなくマスターが「これ ケロちゃんさんから 寅さんが来たら渡してと預かってました」とずしりと重たいエンジ色の包みが入った虎屋の黒袋を渡された。メッセージカードを確認して

 

昨年「私のブログを読んで、西田辺のさむらいさんに近いうちに是非チャレンジするとコメントされた東京の読者さんがいるので、その方が来られたら希望の日本酒を二杯ほどごちそうしてあげてほしい」とマスターにお金を預けてお願いしていた。 これはきっとそのことに対するお礼ということなのだろう。私としては、東京からわざわざ西田辺の私のおすすめの店まで足を運んで頂いたというだけで、満足なのに。 でも私の好きなあずき系のお菓子を頂けるとは、嬉しい。 

ケロちゃんさん、今年になってまた東京から大阪・西田辺「さむらい」に再び来られたということは、よほどお気に召したということなのだろう。 

ということで、ケロちゃんさん「東京ミッドタウン土産 羊の包みの羊羹 ありがとうございました。」

「早速お昼に珈琲と頂きました。そして今夜は、日本酒(東一クロビン)といただくことにします。 羊羹に合わせるなら佐賀の日本酒です。」(2月1日)

ということで、1月最後は、ブログを書いたことがきっかけで、羊年にぴったりの「甘いもん」が、私のところに舞い込んできたというお話し。

 

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(寅)