三度目の正直と申しましょうか。
昨日旅行社よりようやく催行が決定したとお電話がありました。
行き先はニュージーランド!人気のトレッキングコースのある自然豊かな国です。
一度目はプライベートな理由でキャンセルせざるを得ませんでした。
二度目は旅行者の集客不足で催行はお流れになりました。
それでは今回は?4月上旬の出発でそろそろ催行するかしないか決めなければならない時期にさしかかります。
同じコースで日にちが違い2本設定されていますが、一方の方は順調に集客ができ、早くから満席になっていました。
今回もまた催行されないならば、私たちはニュージーランドには縁が無いものともう諦めようと思っていました。
でも何とか決定にこぎつけたと!しかし人数をお尋ねすると、なんとたったの4人。私たち夫婦と同世代のご夫婦のもう一組。
実は10人近く集まっていたらしいのですが、キャンセルが出て(まだキャンセル料は発生しません)今のところ4人だけと。
「それでもやります!」とスタッフの方が力強く仰いました。きっと予定の人数が集まらない場合、
会社側としては採算が会わないで赤字になるのではないでしょうか。申し訳ない気が致します。
と同時に私たちももう少し人数の多いほうが長い旅の期間中、多方面に話題が広がり、面白く楽しいのですが。
それでも嬉しい!感謝申し上げ、心から楽しみにしている由お伝えしました。
4月に向けて体調を整え、何よりも怪我をしないよう気をつけようと思います。
新しいザックを買いました。
ショッキングピンクの私のトレードマークとなっていたザックは遂にお役目御免となります。
私に山の楽しさを教えてくれ、私と一心同体のようだったピンクのザック!本当にありがとう。
新しいザックも20リッター、小ぶりでハイキング用です。
明日から2泊3日の予定で乗鞍高原にスノーシューに出かけます。新しいザックと共に。
コメント欄は閉じさせて頂きます。
「湊かなえ」の「望郷」を読みました。
日本経済新聞のブックレビューベストセラー 文庫ランキング(1月18~24日)で2位でした。
それに惹かれ図書館に予約、珍しく簡単に手にはいり即読むことができました。
瀬戸内海に浮かぶ白綱島を舞台にした連作短編集で、それぞれの物語全てに湊かなえらしい謎があります。
余談ですが、湊かなえは私と同郷、広島出身です。(因島)
湊かなえのデビュー作「告白」は2009年第6回本屋大賞に選ばれました。
この作品から彼女はその後「イヤミスの女王」」と呼ばれるようになりました。「イヤミス」とはいや~なミステリーという意味。
なんとも後味の悪い作品で、私はすこしぞっとするものを感じ、その後読む気になれませんでした。
でもまた最近彼女の作品ばかり読んでいます。
全てを読んでいるわけではないので、彼女の作品の感想を述べるのはおこがましいのですが、
「告白」を除いて、他の作品は内容の重さとは対照的に、結末には温かみがあり、光が見え、感動があります。
最近読んだ「母性」「物語の終わり」そして今回の「望郷」。どれも最後に人の深い愛と優しさが感じられ、
ジワ~と沸き起こる感動にとても爽やかな読後感を持ちました。