世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

サウンド・オブ・ミュージックの世界~ザルツカンマーグートの旅~その9

2019年09月29日 | 海外旅行

まだまだ残暑厳しい日が続いていますが、朝晩はすっかり秋らしくなりました。

体調も良くなり、一昨日から早朝ウォーキングを再スタート。

毎日平均7000歩を目標に頑張ります。

ちなみに一27日の歩数10792歩!昨日の歩数14807歩、今日は5137歩。 

秋の空 昨日(9月28日)午前6時半


今日で旅の思い出記録も最終章にしたいと思いますが、書きあげてみないと分かりませんね。できるでしょうか?

8月28日(水)7日目

ハイキング最終日はあの有名な映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地を巡りながら、

世界遺産の街、ザルツブルグを徒歩で巡ります。あまりに有名なので映画の説明は省くことにして、

ザルツブルグの街の説明は地球の歩き方からの抜粋でお許しください。


>「塩の城」という意味の名を持つこの町は、周囲の岩塩鉱から産出される塩の取引で繁栄を続けてきた。

700年頃、聖ルベルトがザンクト・ペーター教会を設立し、798年に大司教区に昇格。

大司教が領主を兼ねて統治した教会国家で、その時代は約1000年にも及び、

壮麗な教会や宮殿が建ち並ぶ都市に発展した。


今回の旅の目的のひとつはサウンド・オブ・ミュージックのロケ地をたずねるというもの。

そこでこの最終章となる記事もそこに限って綴ることに致します。

<左上に小さくホーエンザルツブルグ城が見えます>

こちらは私たちの宿泊したホテルレオポルツクローン。朝食会場は宮殿の大広間。

 

見事な装飾に目を奪われました。

<ホテルは別館となっていて、その中庭>

この映画のファンの方であれば、きっとこの池には見覚えがおありでしょう。

ウイーンから男爵夫人と共に帰宅したトラップ大佐の目の前で、ボート遊びをしていた子供たちとマリアが、

湖に落ち、びしょ濡れで階段を上がってくるあのシーンがここで撮影されました。

トラップ大佐の邸宅の撮影には3ヶ所が使われ、その一つがこのレオポルツクローンです。

後の2ヶ所はバスで通っただけですが、下の絵葉書の建物です。

上の写真は初めてマリアが修道院からトラップ家を訪れた時、下の写真は新婚旅行から戻ってきて、

玄関に掲げられたナチの旗を引き下ろすシーンに使われた邸宅。いろいろな場所で撮影されているのですね。


午前中は映画50周年を記念して作られたサウンド・オブ・ミュージックトレイルを歩き、

あの名場面、マリアが子供たちにドレミの歌を教えるドレミの丘を訪ねました。

後方に見えるのはヴェルフェン城!ひとっこひとり会わず、私たちだけのドレミの丘でした。

牛のお出迎えうけ、なんとのどかな風景でしょう。自ずとドレミの歌を口ずさんでしまいました。


サウンド・オブ・ミュージックの映画製作50周年を記念して日本語吹き替え版のYu-Tubeがありました。

とても映像が鮮明できれいなので、英語版でないのは残念ですが、これを載せます。

私の画像と一緒にお楽しみくだされば幸いです。

 

『サウンド・オブ・ミュージック』製作50周年記念吹替版 「ドレミの歌」/平原綾香<日本語歌詞付き>

 

今日はここまで。午後のザルツブルグ市内の様子は次回にいたします。

やっぱり1回では無理でした!

 



 


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いよいよザルツブルグへ向かって~ザルツカンマーグート・トレイルその8

2019年09月27日 | 海外旅行

<ホテル ホイズンの部屋の窓からトラウンゼーと船着き場をワイドで撮影>


海外から帰国して風邪を引き、やや体調不良ででしたが、涼しくなってきたこともあり、元気になってまいりました。

早朝ウォーキングも始めたいと思いつつ、怠け癖がつき、相変わらず朝はダラダラとしています。

それでもサーキットは今週から始めました。

有酸素運動の昇降踏み台とマシーンによる筋肉トレーニングを交互にして3周。

気持ちの良い汗をかきます。ご近所なのでスポーツの秋、頑張りましょう!


さて旅行も正味後2日です。

8月27日(火) 第6日目

この日の前半(午前中)は、2連泊となったトラウン湖畔のホテルにさようならをして、

ロープウェイでホテル裏のグリュンベルクの山上駅(984m)へ行き、展望を楽しみます。

その後、トラウン湖まで歩いて下るハイキング。お天気はこの日もピーカンです。

グリュンベルクの山頂には立派な螺旋の回廊式の展望台があり、

そこからは360度のパノラマの景色が広がり見えます。

 

遠くには雪を抱いたダッハシュタイン連峰。

3日目にはあのダッハシュタイン山群を望む山小屋に泊まり、素晴らしい神々しい絶景を楽しみました。

このお城は前日に訪ねたトラウンゼーに突き出た島にあるオルト城です。(望遠で)

なんという美しさでしょう。うっとりする眺めです。よく絵葉書にもなる景色です。

後方の町は陶器の町,グムンデン。午後少し寄ります。


<来年の年賀状候補の1枚(笑)>

下りには愉快な筒状の滑り台があります。ツァー仲間の中で最もお若いお二人が代表してチャレンジ!

ご感想は?アッという間であったけど、何も見えなくて少し怖かったって。

それはそうでしょう。くるくる回転式の滑り台ですものね。私だったら着いた時には気絶してるかも(笑)。

 

下りはとても整備された歩きやすい道で、特に特徴のあるハイキングコースではありませんが、

湖が次第に迫ってくる光景は何度観ても圧巻、素晴らしい!

 

湖畔のレストランで軽いランチをとり、午後はグムンデンに寄り、次第にザルツブルグに近づきます。

ここからはサウンド・オブ・ミュージックの世界!

まず専用車で、モントゼーほとりのシュティフト・プファール教会へ。

マリアとトラップ大佐の結婚式のロケの行われた教会です。

映画では内部だけで外観は出てこなかったが気がます。

パイプオルガンが鳴り響き、修道女たちの「すべての山に登れ」の声に見送られ、

祭壇へ向かうマリア!感動的なシーンが蘇ります。

が、想像していたほど広い教会内部ではありませんでした。

ここまで無事旅を続けられたことに感謝つつ、静かな瞑想、黙祷のひと時を過ごしました。

いよいよ最終目的地ザルツブルグへ。


8月27日は何の日?実は私の73歳のお誕生日でした。

Hotel Schloss Leopoldskron(ホテルレオポルツクロン)

なかなか予約のとれない由緒あるこのホテルでツアー仲間の祝福を受け、

幸せな忘れられないお誕生日を迎えることになりました

 

 



 




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ザルツカンマーグート・トレイル旅行記~その7

2019年09月23日 | 海外旅行

ワールドカップラグビーが始まり、今まで全く興味のなかったラグビーというスポーツに嵌りかけています。

まだまだ分からないことだらけですが、それでも試合を観て解説を聞いていると、

徐々にルールもわかったきて、なんと面白いこと!毎日ラグビーTV観戦に忙しいです。

最近の私はスポーツ観戦が趣味のひとつと言えるかもしれません。

<ニュージーランド  オールブラック>


さて旅行記の続きを綴ります。

8月26日(月) 5日目のハイキング

いままでいくつの湖が登場したことでしょう。

私自身、その位置関係がいまひとつ理解できていないのですから、読者の皆様に分かるわけがありませんよね。

「地球の歩き方」に比較的分かりやすい地図がありましたのでここに載せておきます。

2日目、3日目はヴォルフガンク湖周辺を、4日目はハルシュタット湖周辺を、

そして5日目は地図上では上部のアッター湖の周辺をハイキング。

 

アッター湖畔はあの偉大な作曲家グスタフ・マーラーが大変お気に入りで、

好んでこの地で作曲に勤しんだそうです。

私たちはハイキングツアー。湖畔でのんびりたたずむこともなく、

専用車でステルン・ガーベルグ(860m)まで行き、のどかな風景を見ながらアッター湖目指して歩きます。

前半はこんな景色。のんびりとサウンドオフミュージックの歌を口ずさみながらルンルン気分。

見張り小屋のようです。誰かが登りたいと希望しましたが、止められました。

個人の持ち物ということで。

そういえばつい気分がよく、自由自在に飛び跳ねるように歩いていたら、

やはり個人の牧草地ですので決められた道を歩いてくださいと現地ガイドに注意されました。

しかし後半、突然道が悪くなり、日本の山道のよう。

それも細い粘土質のぬかるんだ道で私の最も苦手とする下り。

ここで面白い話があります。

参加者のうち幾人かの方はスポーツ用スニーカーに近いシューズでした。

現地ガイドがそういう靴ではダメだと注意。そして責任が持てないと。

でも皆さん、しっかりした足取りでスタスタと歩いていらっしゃいましたよ。

そんな中で申し分のない立派なハイカットの山靴をはいて歩いている私が、

見事にツルリと滑り、尻もちをついてしまったのです。

確かに靴は大事です!でもそれよりも歩き方がもっと大事。そう痛感した出来事でした。

というわけでその間の写真はありません。

アッター湖と町が見えてきました。ほっとした私。もちろんどこも痛みはなく、ズボンが汚れただけ。

街中で転ぶと怪我をする私ですが、山道で転ぶのは慣れていますから。上手いんです(苦笑)。

湖畔のレストランでランチをとり、午後からはラングバート湖へ。湖一周のハイキングです。

このラングバート湖はアッター湖とトラウン湖の丁度中間に位置し、とても静かな山の湖です。

知る人ぞ知るの湖なのでしょう。湖面は穏やかで透明、その美しさは言葉では言い尽くせません。

特にHinterer Langbathsee(後ろラングバート湖)ではひとっこ一人会わず、それはそれは神秘的な湖でした。

前ランドバート湖

後ろランドバート湖

日本ではどこを調べても紹介されていない湖。とても強く印象に残った湖でした。


ホテルへの帰路、トラウン湖に突き出すように建つ美しいお城「オルト城」に寄りました。

909年の文献に初めて登場するお城、ザルツカンマーグートの中で最も古いお城だそうです。

夕方だったため、建物の中には入れませんでしたが、観るだけで十分満足のいく美しいお城でした。

今は結婚式場として人気があるとのこと。


この日もよく歩きました。3万歩に近かったです。

 



 


 


 

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なんでこうなっちゃうの?

2019年09月20日 | 日常の生活

旅行記はお休みして、昨夜の野球のお話です。

ご興味のない方はどうぞパスしてくださいね。


悔しい、悔しい、呆れてしまうような最悪な結果となりました。

18日が雨のため広島カープ、対横浜戦中止となり、昨日19日に延期。

振替試合となった昨日、中止になった18日の15時45分からのチケット発売ですので、

ひょっとしてチケット手に入るかもと大急ぎでネット検索。

19日、午前中の段階で外野席ですが、多少空席がありました。

姉にすぐ連絡、誘いましたら、最近私より熱心なカープファンとなった姉は即 「行こう!」。

人生初の外野席での野球観戦です。(いつもは内野S席で観戦)。

いや~これが実に楽しかった!チケット価格も内野席の半分で、こんなに満足できるとは!

あの外野ビジター応援席のすぐ隣の一画なので、もう応援席に居るのと変わりありません。

内野席とは違いレフト外野席は100%がカープファンです。

<今年7月にハマスタに応援に行った時の画像です。白い丸印をしてある辺りで今回は応援

ホームランの多かった試合。外野席ですので、ホームランボールがよく見えました。>

<総立ちの応援です!>

近辺に陣取っているカープファンの中では私たち姉妹が一番の高齢であったかもしれません。

でも20歳は若返って応援したかしら。スクワット応援もしましたよ(さすがに姉は座ったまま)。

もう興奮して写真など殆ど撮れませんでした。応援に夢中 集中。


姉が高級カメラでしきりと写真を撮っていました。いずれアップするでしょうからそちらにお任せ。


試合の方はと言えば、「もうな~んにもいえね~、半端ないって」試合でした。

どうしてこうなっちゃうの~?悪夢のような試合でした。

5回まで2本のホームランで7点リード。5回表まではカープファンは有頂天でした。

最近逆転されることの多いカープでしたが、さすがに今日は勝利間違いなしと思ったのですが・・・。

もうなんで?なんで?なんで?5回裏一挙に7点入れられ同点に!

嘘でしょう~と叫びたい気持ち、茫然としてしまった私たちカープファンです。  

床田、交代した九里~何やってんの~(二人とも大好きなのに)。

 

<試合前の練習中の床田投手 ブレ写真でスミマセン>


そして8対8の同点で延長戦突入。今村が打たれました。11回裏、スリーランホームラン。

横浜11-8広島で、ゲームセットです。思い出すのも辛い酷い試合。

ガックリ肩を落としての帰宅となったわけです。

今朝の目覚めの悪いこと!そこで一気にブログ書いてます。


広島カープ、4連覇は愚か、CSに残ることも危ぶまれる状況になってきました。

2位横浜は遠のき、3位阪神、いえ中日が迫ってきています。

なんとか踏ん張って!頑張れカープ!





 

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ハルシュタット~ザルツカンマーグートトレイル その6

2019年09月17日 | 海外旅行

ようやく旅紀行も中日。4日目の後半です。

このシリーズもやや息切れ状態で、早く終わらせたいと思うのですが・・・・。

今までの流れから自分のための思い出としてどうしても書き留めておきたい。

どうぞもうしばらくお付き合いください。

できるだけ簡単に、簡単に!画像中心でまいります。


船上から眺めたハルシュタットの街


8月25日午後はロープウェイを乗り継ぎ、再び山麓駅へ。

着後、路線バスを利用して、世界遺産に登録されているハルシュタットの街を散策しました。

この一帯は「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、

1997年、ユネスコ世界遺産に登録されました。

下部が石造り、上部が木造りがこの地方の建築の特徴だそうです。

また家々の窓に飾られたお花の美しいこと!


Hall(ハル)はケルト語で「塩」、Statt(シュタット)はドイツ語で場所、町の意味。

町の名前の通り、ハルシュタットは先史時代から塩の交易により栄えた街です。

美しいマルクト広場


現在でも世界最古の塩坑が残っており、今でも操業中とのこと。見学も可能です。

バスの降車ステーション 町の入り口にはこんな石像が。塩を運ぶ人夫の像です。


ちなみにザルツブルグのザルツもザルツカンマーグートのザルツもドイツ語Salz「塩」という意味です。

当然思いお土産も塩(Salz)!

ここで多少の自由時間がありましたので私もお土産用の「塩」をゲット。

 

ハルシュタットは世界で最も美しい湖畔の町のひとつとして知られていますが、その風景はその評判に違わず、

湖と山の斜面に並ぶ家々、美しい教会の尖塔、メルヘンの世界、おとぎの国の町のような可愛さでした。

オーストリにはハプスブルグイエローというのだそうですが、黄色い壁が多かったです。

その色もとても落ち着いたイエローで町の景観にマッチしています。

傾斜地に張り出すように建てられた住居。日本人はこういった建築物を見ると、

すぐに地震でも来たら大変と想像してしまいます(苦笑)。

この日はハルシュタットの街からハルシュタット湖を渡し船でハルシュタット鉄道駅へ。

そこからローカル線でトラウンゼー湖畔のトラウンキルヒェまで公共の電車。

そしてまたそこから渡し船で対岸のホテルまで。

いろいろな公共交通機関を経験し、専用車とは違う楽しさを味わいました。

 

 

トラウンゼーはザルツカンマーグートの中で最も広い湖で、深さも一番だそうです。

トラウンゼー湖畔のHotel Hois'n Wirt(ホイスン・ヴィルト)

2日間の連泊です。とても心地よいホテルでした。

 

 


 

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