<大山阿夫利神社 690m>
あの数日の暑さも和らぎ、しのぎやすい日々が続いています。
梅雨入りも間近、好天の昨日、チャンスと思い、夫を誘って大山(1251m)に登ってきました。
大山登山はこれで8度目となりますが、私にとって経験は重ねても、年々厳しくなる大山です。
なぜ「さようなら、大山!ありがとう、大山!」なのか。
行程の画像を交えながらその記事を進めていきます。
<白線を時計回りに回ります。夫はケーブルを使わず歩いて下社で、そこで合流>
<夫はここで別れました、夫は左へ、私はケーブル駅目指して右へ。ケーブル駅までの階段が360段>
<ようやく到着!すでに大汗>
<阿夫利神社からの天望 相模湾と江の島が見えます>
無事登って怪我無く下山できますように、お参りをしてからハイキング開始です。
いきなりいきなりの石の急階段にウヒェ~!
御免なさい、ここから山頂までほとんど写真がありません。
写真をとる余裕がありませんでした。ただただひたすら足元を見ながら登るのみ。
こんな山道が山頂まで9割がた続きます。もちろん分かっていましたよ、何度も登っていますから。
でもね、こんな厳しい山道だったかしらと思うほど、きつかったです。
<心配そうに夫も始終振り向き振り向き立ち止まり、時折手を貸してくれます。>
普段の運動不足がたたってか、それとも加齢によるものか。
もう一つ考えられるのが体重増加。ここ1年で2キロ太りました。
夫曰く、「考えてご覧、500mlのペットポトルを4本プラス背負って登っているのと同じだよ」って。
そう思うと、ゾッととしますね。痩せなきゃ~。
後半は右臀部に神経痛の痛みが出て、後半下りは膝が痛くなって・・・・。
大山は初級の山ですが、どの世代を対象にして初級というのでしょう。
70歳を超え、10年前から年寄りの冷や水で山登り始めた私にとっては中級の山。
コースデーターでは下社から山頂まで90分(1時間半)とあります。
以前は私も休息を含めて120分(2時間)で登れていました。まずまずのペースです。
ところが今回は3時間2倍の時間を要しました。下りも見晴台までコースデーターの2倍かかりました。
山登りは競争ではない、マイペースで登ればいいのだとは言いますが、こうきつくては楽しさが半減してしまいます。
もう大山は今回限りにしようと「グッドバイ!大山」と心の中でそう呟きながら登り下りました。
ようやく山頂!山頂ではどうにか富士山が頭を覗かせてくれて、私の頑張りにご褒美を。ありがとう、富士山!
下りは90%、木の階段です。中央がえぐれていて歩きにくいことといったら。
段差がありすぎて私のような短足には大変。
でもね、以前のブログを読むと、この階段を気持ちよくトントンと下ったと書いてあるのです。
あ~若かったのだな~と!
<見晴台 中央に見えるのが大山山頂>
<大山のやや右側に三峯>
見晴台からはよく整備された歩きやすい山道です。
このコースだけは以前と同じペースで歩けました(30分)。
もう頑張るのはやめる、山はあくまでも楽しく!達成感なんてもういいわ~。
今回を最後にもう大山に登ることはないでしょう。私には無理な山となりました。
もう8回も登ったのですから十分楽しみました。
さようなら大山!ありがとう大山!
これからは貴方の堂々とした美しい勇姿を下界から眺めさせてもらいますね。
この日の歩数 27373歩! 山歩きなので正確ではないかもしれません。