夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Arriflex 16S の Angeneux 9.5-95mm レンズはスチール換算で何ミリ?

2021-10-21 16:03:42 | Weblog
我が工房の宝物 Arriflex 16S は Angeneux 9.5-95mm レンズが付いています。
さて、このレンズの広角端 9.5mm はスチールカメラ換算でいったい何ミリに相当するのか、前から気になっていました。


私の認識では16ミリシネカメラは、例えば3本ターレットの場合広角は 12.5mm 標準は 25mm (16mm の説もあり) 望遠は 50mm 又は 75mm 。
このレンズの 9.5mm はかなり広角寄りです。


ここで思い付きました。
Jr の EOS 20D は18-55mm レンズを付けてあります。
Canon の場合、スチール換算は 1.6x だそうです。18x1.6=28.8mm。まあ 28mm 相当ですね。


ということを念頭に、Arriflex を外の風景に向けて広角端 9.5mm でファインダーに結んだ像をコンデジで撮ってみました。

摺りガラスのピントグラスに映った像の撮影ですからこんなことになりますが実際は鮮明。

では EOS 20D の広角端ではどうか。


Arriflex よりやや広角です。


次に 18 と 24 の中間では


Arriflex と似た画角になりました。

Angeneux の 9.5mm はスチール換算で 35mm ってとこでしょう。

ここで Angeneux の 9.5mm がスチールカメラで何ミリかはどうでもいいんです。
実際に16mm で撮影する場合、EOS をポラロイド代わりにして撮ってみるつもりですが 18mm と 24mm の中間にすればカメラ位置も含めて本番の参考になることがわかりました。
ついでに ND フィルターの絞り補正の確認も EOS が使えます。
フィルム撮影は現場で結果の確認ができないのでチェックシートも作成しておく必要があるでしょう。

色々わかったところで先日手に入れた Canon ZOOM DS-8 と Arriflex 16S を並べて記念撮影。

Scoopic も欲しくなってきたぞ。
コメント
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