ずいぶん前ですが、HL-79E の映像を Digital 8 で録画した映像があります。
これがなかなか味のある映像だったので見直してみました。
どれも長編「線路端の猫戯子」のために撮影した素材を抜き出したものです。
画像から YouTube にリンクを張ってありますので興味がありましたらご覧ください。
長野電鉄屋代線ラストランまであとわずか。冬の陽炎の信濃川田駅で電車交換します。
新潟の筒石です。様子は様変わりしましたが、遠い昔自主映画でロケをした防波堤は今も残っていました。
今は跡形もない屋代線若穂駅です。廃止前年、最後の夏は猛烈な暑さ!。自主映画と同じアングルです。
廃止まで1年を切った春。桜が満開の信濃川田駅に向かう電車です。
いわゆる「画質」は SD でしかも YouTube にアップするためにエンコードしたものですから甘いのは否めません。
でもこれらは HL-79E で撮って正解だと思います。
鮮明じゃないけど色々な意味で深い映像が得られました。
屋代線廃止から11年、歳月の重みが記録できています。HD では生々しいだけでこの重みは出ないでしょう。
フィルムの映像は時間の経過と共に熟成するというのが私の持論ですが、3管カメラの映像もそうだと思います。
アダプタを作って DV 変換、デジタルで記録、世間にこんな面倒なことをする人間は居ないでしょうね。