今日はフルコース、といっても3キロ程度ですが歩いて疲れたので何もありません。
前にも似た内容の記事を書いたような気がしますが他にネタがみつかりませんので。
YouTube に昨年アップした「線路端の猫戯子」は自分の持つすべてを賭けて作り上げた作品です。
21年前に廃止された長野電鉄木島線とその10年後に廃止された屋代線最後の1年が主たるモチーフ。
廃止される鉄道路線はテーマではなく構成上の縦糸。これだけでは安直過ぎます。
そこに社会の状況と自身の足跡、立ち位置から21世紀を考えた "映像による長編叙事詩" と定義付けしました。
超長編なので前後編に分けましたがそれでもそれぞれ2時間を越え。
組み込んだ8ミリの映像も含むと撮影期間は40数年。映像はすべてオリジナルです。
この作品の中から木島線最後の沿線の様子は抜き出して、別途「長野電鉄木島線の時代」としてそれぞれ短編にまとめてアップ済みです。
でもそれはあくまでも鉄道ファン向けで本来の作品とは異質ですが、観る側としてはとっつき安いかもしれません。
肝心の本編は、予想した通り再生回数は伸びません。
今日現在前編は56回、後編は182回。
でもこれでいいんです。この作品を観てほしいのは本気でじっくり観てくれる人だけ。
長編ということがフィルターになっていて、冒頭の数分、あるいは30秒を観るだけで拒否する人はこちらで振り落とします。
「猫戯子」が読めない人は観ないで結構。
リンクを張りましたがこれは宣伝じゃありません。本気で観てやろうじゃないかという人がその気になったらどうぞ。
この作品をもしご覧になっても「考えさせられた」「教えられた」「勉強になった」「役に立った」はやめてくださいね。
作り手としてそんなことは全然想定していませんから。
ちなみに私の YouTube は収益化していません。