夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

BGV制作中にFUJINONレンズが届いたぞ

2019-06-11 17:17:11 | Weblog
昨日思いついた戸隠の鏡池の映像でBGV(一時世に出たいわゆる環境ビデオ)を作ろうと、一本目をキャプチャ、Premiereで作業を開始。

調子が出てきたとき、玄関のチャイム。宅急便です。来ました、またまたヤフオクでゲットしたあれが。


中身は放送用FUJINONレンズです。\5,980で手に入りましたが当時の価格は\1,900,000。どの業界でも民生用以外の製品はそういう金額です。


型番はこうです。


あまり出回っていないIKegami仕様のB3マウント、コネクタはもちろん12pinです。


或る時代のカメラ関係でよくあるべたつきが見られます。保護フィルターが付いていたのは幸運。


べたつきはアルコールで溶けるので気にすることはありません。後でゆっくり落とします。


レンズ欠品のHL-57に装着。Canonレンズは持っていますがHL-95,59,57はFUJINONで統一、HL-83,79D,79EはCanonで統一って、何をこだわっているのやら。

この57は未だ行方不明のVA-95Cが出てくれば余っているBVV-5と合体してベーカム一体になるはずです。バッテリーケースも先日手に入れましたし。このカメラは訳ありで、HL-79Dと共に某社から寄贈された大切な品です。活用しないと御好意が無駄になります。

BGV制作に戻りましょう。
80年代末から90年代に撮ったテープは膨大に保管してあります。ほとんどはEDBeta収録ですがUmaticも多数あって保管に場所をとるので大変です。
戸隠の鏡池で撮ったのはEDBetaです。デッキは当時最高機種のEDV-9000。展示品を安く買いました。一度修理に出しましたが元気に動いてくれています。


今は懐かしいEDBetaテープです。やはり当時の民生用カメラの最高峰EDC-50でEL500なら正味2時間収録できました。EDC-50はある日突然壊れて捨てちゃいましたが放送/業務用と似たスタイルながら軽量で使いやすいカメラでした。


思い立ったが吉日、FUJINONレンズのベタベタを落としました。

触るのも嫌なひどい状態です。

消毒用メタノールをべたついているところにたっぷり吹き付けます。


ティッシュペーパーにもメタノールを浸み込ませて強めにこそぎ落とす感じでゴシゴシ。指の感触でベタベタが落ちていくのがわかります。


ティッシュがこんな状態になります。


最後にガラスマイペットで残りかすを拭きとって完了。

ベタベタは完全に落ちました。アルコール(メタノール)できれいにするのは前に同系のレンズで実績があります。
後は晩酌をやりながら綿棒とガラスマイペットで細かい所をクリーニングして今まで使ってきた人たちの手垢も落とします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛車のオイル交換&PEN修理,液... | トップ | FUJINONレンズの整備完了 続... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事