夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2016年 3月 4日(金)「貨幣の資本への転嫁」

2016年03月04日 20時36分25秒 | 「政治・経済」
企業はその競争原理により利潤率を上げて貨幣の蓄積を行う。
しかしその貨幣は資本に転嫁され拡大再生産を行わなければならい。早い話が企業の利潤としての貨幣は設備投資などの資本に転嫁しなければならないということです。
しかし経済が低迷をすればこの貨幣の資本への転嫁が困難になります。
マイナス金利で銀行貸し出しを増やそうとしても積極的な安全な貸場所がない。同時の巨大企業花部留保でため込んでいる。
貨幣の資本への転嫁が日本において困難になるならば、それ自体が経済の低迷なのです。
悪循環が生じます。
経済がマイナス成長に陥ります。
この日本に対して中国などの発展は、外国資本も含めてその貨幣が資本に転嫁して今でさえ7%弱の成長があります。
そこに日本国内の貨幣が資本に転嫁している。
だから中国の成長が鈍化すると日本の資本投資が困難になる。さらに貨幣の資本への転嫁が困難になる。

解決策は、内需によってこの貨幣の資本への転嫁がされなくてはならないということです。円高によっても実質賃金を上げて国に消費を上げることです。
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