夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2016年 9月11日(日)「金で人の心も買える?」

2016年09月11日 22時42分12秒 | 「思うこと」
金さえあれば人の心も買えると昔から言われていますが、確かに人の心も弱いものですから金に目がくらんで心も変わってしまうことはだれしもあるものと思います。
この金さえあれば人の心も買えるというのは、何も札束でほっぺたをペタペタされて心を売るという露骨なことには人は理性やほこりもあるのでこの露骨さに反発をするでしょう。
実は金で心を買えるというのはこのような露骨な状況で起こっているわけではないのです。
労使関係において会社と労働者の力の違いは大きいですし、自由な働き方をされているように見える方も実はその心は自由ではないことは気づいているでしょう。
このような金の力自体の関係性は案外自覚できるものですが、貧困化ということ自体が心を売ってしまうことが社会の中でお子来ています。
案外ヘイトを含めて差別を認めたり、逆に経済的差別に苦しむと世代間格差だ官民格差だと社会全体の低賃金化を進める心を持つことがある。それは社会保障のあり方にも偏見が起きることがある。強い国家の矛盾よりもワイドショー的な矛盾を探ることで自己満足をしてしまう。禁煙運動でたばこ税をもっと上げてしまえと口にはするが実は他の要因を掘り下げない。
いろいろな心の変化が生まれてしまうことがあるのです。
これままた無自覚に金で心を買われてしまうことではないでしょうか?
また、以上のことの半面として金を持つものからすれば金で人の心を変えるというやはり金により心が変えられる現状が出てしまいます。
窮乏化というのは貧困の増大と金を持つ者に同時に起きるのです。
その結果として社会は発展から後退に向かうのです。
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