猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

名物に、うまいもの、ケッコー有。

2021年04月30日 21時55分53秒 | 東海道五十三次

 

「餅大好き!」なこの方も、安倍川のほとりで大はしゃぎ。

 

 

昔ながらの、旧東海道沿いの名物に、

餅や餡を使ったものが多いのは、

『材料の調達しやすさ』や、

『加工前の保存性の高さ』

などが、大いに関係していたのだろうと思うが、

今回実際に歩いてみて、

さらなる理由に気づく。

 

力餅、とか、そんな名物もどこかにあった気がしたが、

まさに、餅やあんこは即、力になるのだ!と。

 

名物『安倍川餅』と『からみ餅』を風情溢るる老舗で。

 

 

歩き続けて、疲れが出始め、

「ああ、足が重い...

と思った先に、

「パクっ」と名物のあんこ餅なんか食べた日にゃー、

あら不思議!

 

驚くほどにパワーが復活して、

再び元気に歩き出すことが出来るのだ。

 

金谷坂から小夜の中山への道すがら、名物『子育て飴』を。

 

 

つまり、名物とは、

『代々受け継がれた合法ドーピング薬』だと(笑)

 

そういえば、東海道小田原名物として有名な『ういろう』も、

元は薬屋さんが生み出したもので、

いわく、

『栄養剤として仕入れた、当時は貴重な黒糖を使った菓子』だったとか。

 

 

なるほど、栄養剤ね!

 

歩き続ける旅人には、

それがよ〜くわかる、名物のお話。

 

もちろんチョコパイやアイスでもいいんだけどね(笑)

 

名物『あわ餅』

 

木曽川の橋を渡って『はまぐり最中』

 

七里の渡しで『こがね餅』いや、『たがね餅』?だったか!?

 

四日市では、『嶋小のだんご』

 

うちわでも有名な、日永で、名物『なが餅』

他にも色々、写真を整理したら、また!

 

 


思い出の品、いろいろ。

2021年04月24日 08時44分47秒 | 東海道五十三次

 

峠の茶屋で扇二つ。

 

 

『ありまつ絞り』の小銭入れと

 

小さなバッグ

 

とても上等な手ぬぐい。

徳川家康にも献上されたという、鎧を模した柄。

 

豊橋では竹細工いろいろと。

 

『日永宿』では、ずっと欲しかった、『日永うちわ』を。

かつての名物も、作っているのはもう「一軒だけ」の逸品。

伊勢型紙に透ける光が美しい。

 

 


旅の仲間。

2021年04月14日 10時58分09秒 | 東海道五十三次

 

事前に打ち合わせたワケではないのにコレって...(爆)

『ボリビアカットの男』とゴンザは小学校の同級生。

実際のボリビアカット)

 

 

「どこかで飛び入り参加してやろうと思ってるんだよなぁ!」

 

『旧東海道歩きの旅』を知って、

『ボリビアカットの男』が騒ぐ。

 

昨夏突然、軽い脳梗塞に見舞われ、

短期の入院生活を余儀なくされた彼だが、

その後目立った後遺症もなく、

元気に回復したのは、

本当に嬉しい限りである。

 

「入院してる場合じゃねぇ!早く出てこい、旅に出るぞ!」

昨秋の四国旅行は『ボリビアカットの男』のリハビリ旅。

 

 

「好きなところで参加しなよ」

「適当なところで離脱すればいいさ」

 

そう伝えたところで彼ら夫婦が選んだのは...

 

「熱田蓬莱軒が東海道沿いにあるじゃん!」

 

【七里の渡し】の愛知県側。

 

「ちょっとアナタたち...グルメ旅行と勘違いしてない?」

 

 

歩く行程、そのすべてに変わった風景や

面白いものが転がっているとは限らないが、

まあそれも旅の運。

 

「荷物は軽く、だよ!」

 

事前に注意を促しながら、

共に歩ける幸せに感謝する。

 

元気でなければ、

いくら金があっても叶わぬことがあるのだ。

 

歳をとるたび、

人と会うたび、そう思う。

 

我々が今、出来ていることは、

いつか、そう遠くない未来、

出来なくなること。

 

「あれがいい!」

「うるせえ、こうだ!」

 

と騒げるのは、ほんの一瞬なのである。

 

縁あって、出会った人と、楽しいことをする。

 

旅をして、出会った美味いものを喰って、

土産話をする。

 

足の痛みと戦いながら、

「よし、俺、ウォーキング用の靴買おう!」

と、突如決意の程を見せた『ボリビアカットの男』

 

ぇえ!?

お前、まだ参加する気かよ!(爆)

 

旅は道連れ 世は情け。

 

いつでも待ってるよ!

 

「荷物は軽く、って言ったろ!」「ごめん、PCないと仕事がさぁ...」

実は『ボリビアカットの男』はなかなかの社長さんなのである。

『5万円の軽トラック1台で始めた会社』は、今や若い社員も増えて。

スノボ、ウェイク、ボート、釣り、バイク、と趣味の男でもあり。

「いくつ資格持ってんの?」と聞けば、

「えー?わからない」と、どデカいクレーンも動かせる。

が、基本ボーっとしているため、15秒に一度、若い妻に叱られる(爆)