先日、私と業者を取り残して紛糾した、マンション外壁塗装説明会だったが、実際の工事開始日がいよいよ迫ってきた。
その際、説明を受けた、「ベランダの荷物をすべてどかしておく」件だが、差し迫って考えるとどうも不可能に思えてきて、私はここのところ毎日頭を悩ませている。
何しろ、我が家のベランダに置いてある鉢の数ときたら、今や40個近く、狭いベランダにしては育ちすぎたオリーブ、夏の間にえらい勢いで育ってしまった薔薇たち、手すりに絡み付いて美しく延びたカロライナジャスミン、味気ないコンクリートを隠すように垂れ下がったバコパなどもあって、それをいちいち運ぶだけでもひと苦労だからだ。
もちろん、必要な工事なのだし、我が家は賃貸入居なのだから、要請には応えなければいけないが、ジャスミンの蔓を諦めてばっさり切ろうと、伸びすぎている薔薇の枝を泣く泣く剪定しようと、それ以前に、どうにもならないと思われる問題も目の前に横たわっている。
それは、一ヶ月間も続く工事の間、40個弱の鉢をどこに置くのか、どうやって世話をするのか、という、植物を大切に育てている人間にとっては大きな大きな問題で、切実な、自我の存亡に関わる(大げさ?)悩みである。
例えば。
誰かに預かってもらうにしても、これだけの数は頼めない。第一、毎日の水やりだけでもひと仕事で、水道代も大変であるのに、そんなお願いごとなど出きる訳がない(お礼をするとしたってよ)。よしんばバラバラに数個づつ預かって貰うにしても、私の妹、弟、友人には植物を育てている人間があまりいないから、すぐに行き詰まる。
ではお金を払って、どこかスペースを借りるとしたら.....?
柵とか塀でもない限り、すぐに大切な薔薇の鉢を通行人に持って行かれそう。
だいたいそこが我が家から近いとは限らないのだし、どうやって毎日通うのだ?という問題もある。我が家で借りてる駐車場なら、すぐ近いし、少しスペースもあるけど、これまた絶対盗まれるし(我が家の近所には「君子蘭の鉢を盗んだ方、返して下さい!」なんて張り紙のある家がある)。
ムムム....どうしたものか.....。
ああ。こんな時、鉢を預かって面倒を見てくれる、プランツシッターがあったらいいのになぁ。ネットで検索してみても、家まで来て水遣りをしてくれる業者はあるのに、「大切な鉢、お預かりします」というところはないんだよ~。
もう、こうなれば、大きなガーデニングショップなどで、そういう業者を知らないか、訊ねるしかないような気もする。
また、不動産屋で何かしらピッタリのスペースがないか、とか.....。
うう.....
なんだって、薔薇が美しい秋の花を咲かせる時期に工事なんてするんだよ~!
なんて、文句を言ってる間にも、頭の中を駆け巡る、これからの段取り。
ああ.....まずトレリスをはずしてウッドデッキをどけて.....ポイントにしているレンガと砂利をのぞいたら、ハンギングを全部降ろして.....
はあ~っ.....考えただけで気が遠くなってきた。
(毎年大掃除の際にはしていることなんだけどね)
悩み尽きない秋の夜でござる。
その際、説明を受けた、「ベランダの荷物をすべてどかしておく」件だが、差し迫って考えるとどうも不可能に思えてきて、私はここのところ毎日頭を悩ませている。
何しろ、我が家のベランダに置いてある鉢の数ときたら、今や40個近く、狭いベランダにしては育ちすぎたオリーブ、夏の間にえらい勢いで育ってしまった薔薇たち、手すりに絡み付いて美しく延びたカロライナジャスミン、味気ないコンクリートを隠すように垂れ下がったバコパなどもあって、それをいちいち運ぶだけでもひと苦労だからだ。
もちろん、必要な工事なのだし、我が家は賃貸入居なのだから、要請には応えなければいけないが、ジャスミンの蔓を諦めてばっさり切ろうと、伸びすぎている薔薇の枝を泣く泣く剪定しようと、それ以前に、どうにもならないと思われる問題も目の前に横たわっている。
それは、一ヶ月間も続く工事の間、40個弱の鉢をどこに置くのか、どうやって世話をするのか、という、植物を大切に育てている人間にとっては大きな大きな問題で、切実な、自我の存亡に関わる(大げさ?)悩みである。
例えば。
誰かに預かってもらうにしても、これだけの数は頼めない。第一、毎日の水やりだけでもひと仕事で、水道代も大変であるのに、そんなお願いごとなど出きる訳がない(お礼をするとしたってよ)。よしんばバラバラに数個づつ預かって貰うにしても、私の妹、弟、友人には植物を育てている人間があまりいないから、すぐに行き詰まる。
ではお金を払って、どこかスペースを借りるとしたら.....?
柵とか塀でもない限り、すぐに大切な薔薇の鉢を通行人に持って行かれそう。
だいたいそこが我が家から近いとは限らないのだし、どうやって毎日通うのだ?という問題もある。我が家で借りてる駐車場なら、すぐ近いし、少しスペースもあるけど、これまた絶対盗まれるし(我が家の近所には「君子蘭の鉢を盗んだ方、返して下さい!」なんて張り紙のある家がある)。
ムムム....どうしたものか.....。
ああ。こんな時、鉢を預かって面倒を見てくれる、プランツシッターがあったらいいのになぁ。ネットで検索してみても、家まで来て水遣りをしてくれる業者はあるのに、「大切な鉢、お預かりします」というところはないんだよ~。
もう、こうなれば、大きなガーデニングショップなどで、そういう業者を知らないか、訊ねるしかないような気もする。
また、不動産屋で何かしらピッタリのスペースがないか、とか.....。
うう.....
なんだって、薔薇が美しい秋の花を咲かせる時期に工事なんてするんだよ~!
なんて、文句を言ってる間にも、頭の中を駆け巡る、これからの段取り。
ああ.....まずトレリスをはずしてウッドデッキをどけて.....ポイントにしているレンガと砂利をのぞいたら、ハンギングを全部降ろして.....
はあ~っ.....考えただけで気が遠くなってきた。
(毎年大掃除の際にはしていることなんだけどね)
悩み尽きない秋の夜でござる。