猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

一番美味しいとこだから   - 殻も揚げちゃえ -

2005年12月21日 02時20分01秒 | 今日のお弁当
私たちが毎日口にしている食べ物の中で、実は、ゴミとして捨てている箇所が一番美味しいところだったり、栄養価が高かったりする。例えば野菜や果物の皮。例えば、海老の殻や頭。もちろん捨てるからには「農薬が心配」とか「鮮度が心配」、さらに「健康に良くない部分だから」など、色んな理由はあるだろうが、せっかく美味しく食べられるものを捨てるのも勿体無い。しかも、普段捨てている箇所をそのまま食べることによって、面倒な手間も省けることがあるから、そこを見逃すテはない。

で、今日のお弁当。

<芝海老の丸ごとかき揚><カブのアンチョビソテー><アスパラと春菊のごまポン酢和え>

<芝海老の丸ごとかき揚>
*芝海老はよく洗い、ひげの部分を除いておく。ボールに、溶き卵、水、酢少々、塩、小麦粉を入れ、天ぷらの衣を作る。衣の中に芝海老を放り込み、2-3匹ずつスプーンですくって熱した油に落とし込み、じっくり揚げる。
<カブのアンチョビソテー>
*カブは(小)茎の部分を2センチほどつけたまま皮をむき、縦6等分にして下茹でする。にんにくはみじん切りに、鷹の爪は小口切りにしておく。フライパンでオリーブオイルを熱し、にんにく、鷹の爪をローストする。にんにくがキツネ色になったらカブを炒め、表面に汗をかいてきたら、アンチョビペースト(今回はキュー○ーのアンチョビソース使用だが、普通のアンチョビを細かくしたものでも可)を加えてさらに炒める。味をみて足りなければ塩で味を調える。
<アスパラと春菊のポン酢和え>
*春菊はそのまま、袴を除いたアスパラは5センチに切りサッと茹でる。それぞれ冷水にあげ、春菊は水気を絞って5センチほどに切る。器に春菊、アスパラを入れ、たっぷりのすりゴマ、それぞれ少々の塩、砂糖、ポン酢を加えて和える。

芝海老は、一般には殻をむいて使うのだと思うが、我が家では殻の香ばしさ、ミソのうま味を大切に丸ごと揚げ。揚げる過程で多少のミソが流れ出し、油が汚れるのが難点だが、この油も濾して、早いうちに使い切ればうま味がたっぷりの調味料となる。
アンチョビは人によって好き嫌いがあるだろうが、近年では扱いやすいペースト状のものもあるということもあって、身近な存在に。濃い目のうま味たっぷりの塩気と、火を通す事によって出る香ばしさをうまく野菜と合わせて、単調な味に変化を。
ごま和えにすると美味しい野菜も、マンネリ化してきたら、醤油を他の調味料に変えて。油っぽいおかずが多い時はポン酢、なんとなく物足りない感じのときはマヨネーズと、味やカロリーのバランスをとるにもとっても便利。
ちなみに.....
丸ごと揚げた芝海老くん。歯の弱い人にはちょっと合わないかもしれないので、その時はちゃんと殻をむいてねー。


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