猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

お前のためじゃないっ!

2006年08月22日 22時25分24秒 | 育てちゃったよ....
ええ~。
ハイ。
毎度ご迷惑さまです。

皆さんが油断した頃に、このblogに帰ってくる
『育てちゃったよ』
のコーナー。

今回は、ベランダにあるイタリアンパセリについた、キアゲハちゃんの幼虫を保護したのでお伝えします。。
(写真があるよ。要注意!)

ええ。
毎回、
「幼虫が育つ過程でエサが足りるかどうか、予想してからにしろよ!」
と思う、蝶たちの見通しの甘い産卵のせいで、今回もまた。

この幼虫ちゃんたちは、すでにそのほとんどを食い尽くした、ほぼ軸のみになったパセリの上に、ほよほよと頼りなくしがみついておりました。

しかも、保護するまでのちょっとした間に、4匹いたものが2匹になっており、残念ながら消えてしまった2匹は鳥さんのおやつになってしまった模様。

急いで残りの2匹を飼育箱に保護したわけですが......。

もう、こいつらが食うこと食うこと!

保護後。
少し離れた場所に置いてあったもうひと株のパセリを摘んで、私がせっせと餌の補充をしたんですが、こうなるともう焼け石に水。
もう忙しいったらありゃしません。

なんてたって、こいつらときたら、一日に倍ほども大きくなるわけですからね。
そのひと株もあっというまに坊主になっちゃったわけです。

で。
仕方ないので、パセリの苗を探し求めて、3株買ってきましたよ。

カールした葉のものと、イタリアンと、こいつらがどちらをお好みなのかわからないので、両方を。

2匹いる幼虫のうち、1匹は早々に前蛹化→蛹化しちゃいましたがね。
残された1匹がモリモリ食いまくってます。

おかげでもう、ヤツときたらむちむちむりむりボディ♪

はいっ。
と、いうことでここでようやく写真です。

ど~ん♪ 

                      肉体派


私はこいつをマケボノと名付けました。

数度K1のリングに上がりながら、負け続け、その大きすぎる肉体ゆえに伸び悩み、いつしか『元横綱あけぼの』から『マケボノ』と呼ばれるようになった、気の毒な力士の名前を.....。

ちなみに、先に蛹になったほうは、『ノゲイラ』ちゃんといいます。
幼虫時代、イタリアンパセリの茎を相手に、あまりにも見事なスピニングチョークを決めていたもので(笑)
(あ。スピニングチョークとは技の名前です。ノゲイラとは、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのことです。ホジェリオじゃないよ)

                                     
                      
    しかし、そんなノゲイラも今は身動き出来ず(笑)


でね。
幼虫を育てるために買ったパセリをベランダに置いてたら、思わぬおまけまでついてきちゃって。

パセリの葉が不自然に丸まっているな~と、摘んで無理矢理開いてみたら.....



ほら。

風船みたいにうまくふくらませたマユの中に、何かの蛹が!

おそらくハマキムシの一種なんだと思うんだけど.....。

結構シュールです。
ちょっと怖いです。

それに.....
このパセリはお前のために買ったんじゃな~い!

いや。
キアゲハもこいつも同じ幼虫なんだから、差別しちゃイカンわな。

ってなわけで。
この後、そっとパセリの株元に戻しておきました。

ま。
そんなこんなで、皆様からの
「いいかげんにせいっ!」
というお怒りの声が聞こえてきそうな、幼虫満載画像の今日でしたが。

『育てちゃったよ』

彼らが無事蝶になって飛び立つまで続きます.....。

ええ。
虫嫌いの皆様には毎度ご迷惑さまです。

嫌いにならないでね♪ 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
我が家では (虫主婦)
2006-08-23 10:20:36
現在クロアゲハの蛹がいます。

ちょっとでも触ると、むにむにって「いやいや」をするように動きます

ナミアゲハとクロアゲハは幼虫そっくりですが、今後はツノを見なくても見分けられそうです。ふはは。





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いつかは侍 (GONCYA)
2006-08-23 11:37:37
触るなと言われれば触り、

見るなと言われれば見る。

そういう天邪鬼な人生を歩んできたオレだ。

いくら相棒が注意を促してくれても、

ついつい見ちゃたよお、写真(泣)。



特に一枚目のが、キツかったね。

あの芸術的な縞模様が、オレの眠っていた芋虫フォビアに火をつけた。

いや~、キレイだなあとは思うんだよ。

でもこれがうねうね動くかと思うと‥‥



しかしながら、今年は虫リハビリに果敢にも挑戦し、カブトムシまでは触れるようになったオレだから、こういう画像を見る荒療治も必要かもしれない。

いつか頭のてっぺんに「ヘラクレスオオカブト」を乗せて、「ちょんまげ~!」なんつって相棒の所に遊びに行くのが、オレの夢なんだからな。

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Unknown (じゅりりん)
2006-08-23 21:36:32
おおお!!新たな「育てちゃったよ」伝説!

蝶は羽化するのがまた楽しみですね~(*^^*)

それにしても“マケボノ”とはなんとも気の毒な・・・。

繭の中の蛹が私は恐ろしいです×



そして・・・・・

ゴンザさんて本当に面白い方ですねぇ(≧ε≦)===3

美術館事件?といい半Tシャツ姿といい、大爆笑です!

お二人のロマンチックな出会いのお話も今度是非お聞かせください♪
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食草はなんだ? (erima)
2006-08-24 00:13:30
虫主婦様



いいなぁ、クロアゲハ。

来年は畑も虫の嗜好重視で、多種保護に挑戦しようかな。



我が家ではたった今、マケボノが蛹化しました。

でもね~。こいつ不器用で、蛹化にも時間がかかったあげく、脱いだ皮が体の横に引っ付いちゃって、はずせないまま。

このままにしておいても大丈夫かなぁ?

(乾けばポロッととれるかもね?)
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侍よ、いざ。 (erima)
2006-08-24 00:29:33
GONCYA様



知ってるか、相棒。

アゲハの幼虫は蛹になる前に前蛹という形になるんだが、このときのポーズがまんま真剣白羽取り(爆)

頭にヘラクレスを乗せた相棒の刀は、こいつが受け止めてくれるだろう。

でも相棒。普通、侍は戦の際に、ちょんまげの上にカブトをかぶるんだぜ。

しかし、相棒の場合はカブトの上に兜をかぶるってことになる。

う~ん。さすが俺の相棒。戦の前からカブトを身につけているなんて、侍としての心構えが違うな(笑)



芋虫はなぁ。正直俺も綺麗だと思えんのだ。

この極彩色がどうも、日本人である俺の心には響いてこない。

葉っぱ食べてるときとかは可愛いんだけどなぁ。



ふふふ♪

天邪鬼な上に好奇心旺盛な相棒よ。昆虫の世界は神秘でいっぱいだぜ。

今度、こっそり息子に幼虫をプレゼントしておこう。
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私も怖い (erima)
2006-08-24 00:46:16
じゅりりん様



やっぱり!この繭の中の蛹。怖いですよね~。

でもどうしても気になって、中を見ずにはいられなかったんです(笑)

で、よくよく見てみたところ、もう蛾の形になっていたので、すぐにベランダから去ってくれるのではないかと...。

蛾は、やっぱり蛹も地味なんですねぇ。

マケボノも、ついさっき蛹になりましたが、この子。

なんだかマケボノという名がぴったりな感じの不器用さで、そこがまた泣ける。

でもだからこそ、無事に蝶になってくれた時には感動しそうです。



ゴンザはね~。もう、「俺はerimaちゃんを楽しませるためにやってるだけだよ~」なんて言ってますが、本当のところはどうなのか。

ボケをかますたびにターゲットが若いお姉ちゃんなのは、決して偶然ではないはずです(笑)

あ。

私たちの出会い。昔書いたものなんですけど

http://blog.goo.ne.jp/yuushaerima/e/b51cbfe4e690d3e61d58196c99a8f606

結構ロマンティックだったはず、なんです。

まさかこの後、こうなるとはね~(爆)
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ニオイにつられて・・・ (しも1)
2006-08-24 14:41:52
うひょひょひょっ

ついにお出ましですね

マケボノちゃん、とってもきれい~



・・・とここでお目にかかる分には慣れてしまった私ですが

もしも―

もしも我が家のベランダで発見した際は・・・

速攻で『erima様』宛、お送り致しますよぉ~

う~ん、ウチのイタパセはよかった、幼虫がつく前に枯れてしまって



上からいったので、お口直しはクリームブリュレ

・・・ではなく、ゴンザさんの『ちびT』姿でした~

おごちそうさまでーす
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すっかり虜!?(笑) (erima)
2006-08-25 02:57:17
しも1様



私のせいでいつのまにやらすっかり虫に慣れてしまわれたしも1様。

いや。慣れてしまったどころか、このマケボノを「きれい~」とまで仰るとは!(笑)

もう、ホンモノを見ても絶対大丈夫。

さ。新しいイタリアンパセリを買いましょう。

いや。私がお送りましょうか?幼虫つきで





でもね。

ある意味、芋虫よりゴンザの『ちびT』姿のほうが、衝撃的かもしれないですよね。

いつも申し訳ありません。衝撃映像連発で...
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