春ですねぇ!
『みちのく鷄』というのを買った。
店に通ってくるワンちゃん用に。
(おやつを食べに寄ってくれる)
単純な私は、
この『みちのく』という言葉だけで、
思わず、懐かしい歌、
『みちのくひとり旅』を口ずさんでしまったのだが...
ふと思う。
「ここで一緒に死ねたらいい」とまで言ってくれる相手を
捨てなきゃならないほどの大切な旅ってナニ!?
一国を背負って立つ、とか、
人類を救う旅とか、
そんなんならわかるけど...。
やっぱりそれって、
孤独=かっこいいみたいな、
昭和の価値観が生んだ歌なんだよなぁ。
耐えて忍んで後ろ髪ひかれて、
大した理由もないのに、
引き裂かれる思いで別れる恋。
妻がいる相手の去りゆく姿に涙を流し、
それでも私、待ってます、
みたいなのとか。
...最近の子にしたら、
さっぱりわかんねぇだろうな。
大好き、感謝、ずっとそばに。
今となっては、
それらの言葉で埋め尽くされた流行歌だけど。
歌詞としては全然グッと来なくとも、
そっちのが自然だね、やっぱり。
私が家を出たのは16歳の時でした。
あれは母に会うためだったのか...
今となってはわからないです。
行くあてもなく、放浪の末、辿り着いたのが母のもとだったのですが、『ひとり旅』というには少し申し訳ないくらいには、助けてくれる人もいました。
『若い女』でしたから、そこを利用した部分もありましたし。
歌の中では『ひとり旅』は詩情あふれる美しい響きですが...
実際は結構生々しいものかも(笑)
たぶん『青森さん』の話かしら?
ずいぶん前に書いたものですが、
https://blog.goo.ne.jp/yuushaerima/e/be91fd0c0b6ec74d053b27d909ff1713
母の郷里が山形なので、子供の頃は、
様々な事情とともに訪れることがありましたが...
https://blog.goo.ne.jp/yuushaerima/e/e982ef286df3bea48f96dda4640eae74
こっちかな?