冷めた煮物で浮気予防？

ゴンザは煮物が大好きである。
しかも出来立てより冷めたものが、とりわけ出来てから一晩置いたものが大好物という変わり者。
普通男の人というのは残り物を好まないと思うのだが、ゴンザの場合、「朝ごはんの残りを食べられる大人っていいなぁ」と、子供の頃から羨ましがっていたというから、その好きさ加減たるや半端なものではない。
現に彼は、お弁当に煮物が入っているとき、帰宅してからの冷めた煮物を楽しみに仕事に励んでいるらしい。
なんだか、事情を知らない人にそんなものを楽しみにしていると聞かれたら、私がゴンザを虐待しているように思われそうで嫌なのだが（笑）、まあ、本人が好きなのだから仕方がない。
ついでに言えば、「美味しい料理が家で待っていれば男は浮気しない」とかよく聞くが、もしかしてゴンザの真面目っぷりは「美味しい料理」ではなく「冷めた煮物」のせい!?（爆）

で、今日のお弁当。

＜ホタテのレモンバターソテー＞＜ゴボウとこんにゃくのピリ辛煮＞＜オクラとおぼろ昆布の梅シソ和え＞　です。

ホタテは
*フライパンにバターを溶かし、塩、コショウをふったホタテを焼く。両面がキツネ色になったら白ワインをふりかけ、水分を飛ばす。仕上げにレモン汁を全体的に回しかけ（こってりが好きなら追加のバターも）、両面に焼付ける。好みでピンクペッパーを散らす。
ピリ辛煮は
*ゴボウは皮をこそぎ、5センチ長さに切って酢水にさらしておく。こんにゃくは縦3等分に切ったら食べやすい大きさに手でちぎり、一旦茹でこぼしておく。唐辛子（鷹の爪）はタネを除き、好みの量を細かく輪切りにしておく。鍋に大目のゴマ油をひいて、こんにゃく、ゴボウ、唐辛子の順に炒める。ダシ汁を材料にかぶるくらい注ぎ、醤油、砂糖、みりんで味を調える。煮汁が少なくなってきたら火を強め、炒りつける。
オクラは
*オクラは板ズリして産毛を除き、サッと茹でて冷水にあげ、色止め。乱切りにしておく。おぼろ昆布は手で小さく裂いておく。梅肉をつぶし、少量の酢、砂糖を加えておく。すべての材料を混ぜ、仕上げに大葉のみじん切りを加える。

先日の「なにわうまいもん市」で入手してきたおぼろ昆布。その美味しさに感動し、温かいうどんの具に、お味噌汁に、またはシンプルにお湯を注いでお吸い物にと大活躍させているのだが、何せ今まで使ってこない食材だったもので、いまいちレパートリーにも広がりがなく。これから色々試してみようと思っている。
煮物に使った唐辛子は、先日ゴンザ実家で頂いてきたもの。
「辛そうだな～」と思ったにも関わらず、15センチのもの1本を入れてしまったら、案の定、すっごく辛かった！（笑）
美味しかったけどね～♪