みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

大臣

2011-07-06 11:02:47 | 日記
松本復興大臣が辞任とか・・・
言っていることの是非はともかく、あの口調にはちょっと驚きましたね。
「しろ」「だぞ
あの場面を見たら、この人は いつもこんな感じで相手に対しているんだな、
ということが判ります。
出身母体を知ると、こんな物言いでないと通用しないのかも・・と
思ったりしましたが、ご本人の「自分は“野”だが“卑”ではない」との
言い分には疑問を持ちます。

私は独身時代、さる官庁の外郭団体に勤めておりました。
トップの秘書だったので、役人に会うのは日常的なことでしたが、
気を遣うのは関係官庁の事務次官氏でした。
なぜかというと、事務次官氏は、事務所に来ると威張りかえっているからです。
昼食には特特上のウナギを注文し、支払ってもらったことは皆無でした。

そんな事務次官氏に、ある日大臣から電話がかかってきました。
もちろん秘書を通じてですが、私から受話器を受け取った事務次官氏は
「はっ、はっ」と電話機に最敬礼していらっしゃいました。
そんな様子に、いつも大威張りの事務次官氏も大臣には適わないんだな、と
感心した次第でした。

それだけ大臣はエライ
だから、松本大臣のあの態度も「むべなるかな」かもしれません。

しかし、しかし です。
知事がそれを公表して「被災者に鞭打つもの」とするのは肯けません。
大臣は被災者に鞭打ったのではなく、知事に檄を飛ばしたに過ぎません。
だいたい、この災害で、これほど福島、宮城、岩手の知事の存在感を
小さいと思ったことはありません。
岩手県の知事にいたっては、今回、こんなときだけメディアに
出てきたんではありませんか
他の知事も「国は何もしてくれない」という言葉しか聞けません。
積極的に案を出して国に要求する姿勢こそ知事の仕事ではないでしょうか
松本大臣はそういうことを(言葉と態度は肯けませんでしたが)
言ったのだと思いました。

知事さん、問題をすり替えてはいけませんよ。
それこれも、民主党がダメだから 知事に甘く見られるのです。
民主党内は内輪もめをしている場合ではありません。
「管総理は辞めて欲しい」と内輪で言うのはどうしてなんでしょう
だったら、誰だったいいんでしょうか
少なくとも、鳩山さんでなかったことが幸いだったんじゃないでしょうか

コメント
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