今日の東京新聞に驚くニュースが載りました。
鹿児島大学などの研究チームが
「アサガオの花の寿命を調節する遺伝子を特定し、通常の2倍長持ちさせることに
成功した」と発表したのです。
それだけではなく、別の花にも同様の遺伝子が関与している可能性があり、
切り花を長持ちさせる技術開発が期待されるんだそうです。
私はこの記事を読んで、かなり怒っております。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と林芙美子が歌いましたが、
花の命は短いから美しいということもあるのです。
植物が枯れるのは自然の理です。
それを枯れないようにする、日持ちを良くするなんぞは 自然に逆らうものです。
美しい女性も年を重ねれば シワもできるし皮膚も伸びます。
だからと言って、整形手術をして若さを誇る美しさを手に入れたとして
それは本当の美しさだとは思えません。
アサガオは朝だけ咲けばよろしい
だからこそ美しいのです。
国立大学は税金を使って研究をしているのですから、
もっと世のためになる研究に精を出しなさい。