檳榔樹(びんろうじゅ)を染めて 即 織りました。
正しくは檳榔子(びんろうじ)なのです。
檳榔樹とはヤシ科の植物で、その実を細かくして染めに応用したものが檳榔子です。
鎌倉時代から染めに使われていたと習いました。
タッサーシルク2000dと言う糸で1綛444.5mあります。
ミョウバン先媒染です。本来 檳榔樹をミョウバン媒染すると、色は薄黄色になります。
が、が、私は秘策をもって(ハハハ)薄ピンクに染めております。
織り幅 27㎝、織り丈 230㎝。
技法は『羅織り』から『籠もじり 3:2:3』です。
もじりを微妙にずらし、透け感を妖しくして、私らしく(?)織り上げております。
妖しいながらもこの薄ピンク、ベビーピンクのようで、またまた私らしく清純(?)です。