毎日暑くて何もする気になりません。
西日本では大災害があり犠牲になられた方が多数いて、お見舞い申し上げます。
あんな大雨のあと梅雨明けと言われてもねぇ、というところでしょうね。
そんな中、指の腱鞘炎が落ち着いた私は、染め置いていた糸を大判のストールに織りました。
糸は縦糸にシルク2000d、横糸にシルク真綿巻スラブです。
前回、カセ巻きを玉巻にしたものをお見せし、織り機にかけたところまでアップしました。
縦糸は逃げまくりの扱いにくい糸で織り機にかけているときに気が付くと外れている・・
またやり直し・・という具合で遅々として進みませんでした。
指の調子にご機嫌をうかがいながらの遅い織り上がりになりました。
織り上がり
織り上りが近くなると猫のKUUが興奮して織り機の中にムリムリ入ってきました。
駄目よ駄目よと言ったって聞きやしません。
織り目はこんなところです。
技法は『平織の変化組織・うね織り』 幅70cm 丈200cm
色は縦糸はセイタカアワダチソウ鉄媒染と銅媒染の2色、共にシルク2000d
横糸はセイタカアワダチソウの鉄媒染とタブノキのミョウバン媒染、共にシルク真綿巻糸
首に巻くとこんな感じ
ですが、私はゾロッと肩に掛け、ぬくもりを感じるように、というイメージで織りました。
幅が70cmあるので後ろは腰までかかります。
それでも暖を取りたいと思うときはこんな風に如何?
真夏に寒い所へ旅します。
それに合わせて織りました。