晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

今日は、心をみつめる日。

2010年12月13日 | 
今日は、心をみつめる日。

衛藤信行 著 サンマーク出版

11月22日に実父が急逝しました。大動脈瘤破裂で、あっけなく死んでしまった・・
急な知らせを受け、信じられないような悲しみに堪えたここ数週間でした。
やっと、Blogにも書くことができるようになったのも、この本に出会えたからかもしれない。

カリスマ心理カウンセラーの著者の本を読むのは初めてですが、やさしい語り口で、かわいた私の心にすぅと沁みこむように入ってきました。

幸福とは、「いま」を深く生きること・・
第一章、ほんとうの幸せについて・・からはじまり
「いま」という瞬間の大切さ、自分を愛するいちばんの方法、終わりから見ればわかること・・とつづきます。

また、インディアンとの生活経験がある著者らしく、インディアンから学ぶ人生哲学も紹介してあります。
全くそのとおり!なるほど・・と
深く感銘をうけ感動しました。

閉塞感でいっぱいの社会で、心が疲れた人たちのなんと多いこと。

いままでの時代の価値観である「幸せ」とは、「経済力と物の豊かさ」という妄想をすてなければなりません。そして真の豊かさとは、心のありようであり、なにげない日々の生活の中で小さな幸せを発見する心の能力なのだ、ということに早くきずかなければ
かつてのローマ帝国のようにこの地球さえも疲れて滅びてまうでしょう!

この本に出会えたことと、・・天国の父に感謝します。



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2 コメント

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Japanese (noga)
2010-12-16 18:38:38
日本人には意思がない。
意思は、未来時制の内容である。
日本語には、時制がない。

日本語は、現実構文ばかりの言語である。
実況放送・現状報告の内容ばかりを伝えるための言語である。

現在は現実であり、未来は非現実である。
意思は未来のことであり、非現実のことである。
未来の内容を現実構文を使って表現すると、それはこの世の嘘・偽りとなる。
意思を日本語で表わす事は難しい。

意思のあるところに、方法はある。(Where there's a will, there's a way.)
意思を持たない人には、現実対応策はない。
無為無策でいれば、閉塞感に襲われる。
閉塞感は、諦観へと続く袋小路になっている。
この過程が、日本人の精神生活となっている。

カレル・ヴァン・ウォルフレン (Karel van Wolferen) は、<日本/権力構造の謎> (The Enigma of Japanese Power) の<日本語文庫新版への序文>の中で下記の段落のように述べています。

、、、、、日本の政治を語るうえで欠かせない表現の一つである「仕方がない」という言葉を放逐することに、本書がいささかなりとも役立てばと願っている。本書は、本当の意味での政治参加をさせまいとして日本に広く作用する力について詳述している。この力こそは、個々人の、市民になろうとする決意と、有効に機能する民主主義を守ろうという意志を弱めるものである。日本に作用するこの力は、独裁政権があってそこからくり出されてくるのではない。それは日本の社会環境のあらゆる場所から発現する。、、、、、この力こそが、多くの日本人が身をおく境遇に対して唯一、適当な対応は「仕方がない」とうけいれることだと思わせるのである。(引用終わり)

個人の意思の内容が、個人選びの判断基準になっていない。
指導者は、個人の意思の内容で選ばれた人物ではない。
だから、指導者に選ばれても、個人の意思に基づく指導性を発揮することができない。
このような状況下では、指導者の恣意的判断は避けられない。

指導者の意思決定が迅速でなくては、民は時間を浪費する。
指導者の恣意的判断では、民は大きな怪我をする。
意思がなければ議論にならぬ。恣意決定では周囲が承服しない。
これが、律儀な日本人全体の不甲斐なさである。
国のありようは、国民一人一人のありようで決まる。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812


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今日は、心をみつめる日 (hanasakukw)
2010-12-30 14:10:49
突然にお父様が亡くなられたとの事…
お察しします。
私の父の時も入院をしてたとはいえ、突然でしたのでわかります。
突然の別れだったので、最近、会いたくて仕方ない時があります。 
宇宙に溶け込んでいると思い、
又めぐり逢う時があると私は信じています。
お父様のご冥福をお祈りします。
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