花になるらん 玉岡かおる 著
9月の新刊です
玉岡かおるさん、ずっと気になっていた作家さんでしたが読むチャンスがなかった。
今回はさっそくget!
思った以上の秀作!面白さに一気よみでしたよ~
物語は幕末、激動の時代に生き抜く、京都老舗の呉服商、高倉屋。そこの跡取り家付き娘、勢田雅(せいたみやび)
こと「ががはん」のサクセスストーリーです。
ほんわか京都弁の語り口ではじまる物語。私にはなじみやすくすぐにががはんに寄り添って
話を聞くような感じでした。
古くはコメ問屋から、古着屋、そして皇室の衣装も担当するまでになった、呉服屋さん。まるに梯子髙の印の屋号。
もう、すぐに有名百貨店「高島屋」のことだとわかりましたよ。
へぇ~どこまで本当のことなんだろう・・?なんて興味がわきます。
幕末、明治維新、文明開化と激動の歴史を背景に日本の工芸美術、文化を世界に知らしめよう!価値を認めさせよう!
なんてすごい考えを持ったががはん。きっと異端児そのもの。周りには理解不能の人達ばかりだったでしょうね。
なんせ、当時は日本は欧米からずっと遅れを取っていた時代ですから。
京都の友禅や西陣織、天子様がおわす都。当時の様子がよくわかる。そして、奉公人の働きぶりや、京都遊郭での
島原のこと。。
後半は夫、義一の急逝。そして裏切りが発覚。。いつの時代も女ばかりが泣かされる~と、独り言。
しかし、異端児、薩摩の「久賀」との出会いでががはんもようやく女の幸せを知ったみたい。
何故か、にやにやとしながらページをめくる手がはやります^^
バラの包みの高島屋~なんてTV皇室アルバムの番組をみていたのを思い出しました。
そうか、バラのデザインはこういうわけだったのね!
老舗、百貨店の歴史にはこんな偉大な「ごりょうはん」が織りなすドラマがあったんだ~と感心しました。
玉岡かおるさん、もっと読みたくなりましたよ~
先月読んだ本ですが、UPできなかった作品を記しておきます
君の膵臓を食べたい 住野 よる 著
亀と観覧車 樋口 有介 著
9月の新刊です
玉岡かおるさん、ずっと気になっていた作家さんでしたが読むチャンスがなかった。
今回はさっそくget!
思った以上の秀作!面白さに一気よみでしたよ~
物語は幕末、激動の時代に生き抜く、京都老舗の呉服商、高倉屋。そこの跡取り家付き娘、勢田雅(せいたみやび)
こと「ががはん」のサクセスストーリーです。
ほんわか京都弁の語り口ではじまる物語。私にはなじみやすくすぐにががはんに寄り添って
話を聞くような感じでした。
古くはコメ問屋から、古着屋、そして皇室の衣装も担当するまでになった、呉服屋さん。まるに梯子髙の印の屋号。
もう、すぐに有名百貨店「高島屋」のことだとわかりましたよ。
へぇ~どこまで本当のことなんだろう・・?なんて興味がわきます。
幕末、明治維新、文明開化と激動の歴史を背景に日本の工芸美術、文化を世界に知らしめよう!価値を認めさせよう!
なんてすごい考えを持ったががはん。きっと異端児そのもの。周りには理解不能の人達ばかりだったでしょうね。
なんせ、当時は日本は欧米からずっと遅れを取っていた時代ですから。
京都の友禅や西陣織、天子様がおわす都。当時の様子がよくわかる。そして、奉公人の働きぶりや、京都遊郭での
島原のこと。。
後半は夫、義一の急逝。そして裏切りが発覚。。いつの時代も女ばかりが泣かされる~と、独り言。
しかし、異端児、薩摩の「久賀」との出会いでががはんもようやく女の幸せを知ったみたい。
何故か、にやにやとしながらページをめくる手がはやります^^
バラの包みの高島屋~なんてTV皇室アルバムの番組をみていたのを思い出しました。
そうか、バラのデザインはこういうわけだったのね!
老舗、百貨店の歴史にはこんな偉大な「ごりょうはん」が織りなすドラマがあったんだ~と感心しました。
玉岡かおるさん、もっと読みたくなりましたよ~
先月読んだ本ですが、UPできなかった作品を記しておきます
君の膵臓を食べたい 住野 よる 著
亀と観覧車 樋口 有介 著
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