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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「がまんにがまんを重ねてきた。もういやだ」中原教育長問題②

2014-11-08 15:44:02 | 中原教育長下の大阪の教育

橋下市長、松井知事が擁護すればするほど中原教育長の泥船は沈んでいく。

教育合同HPから二回に分けて転載させていただきます。

http://www.ewaosaka.org/index.htmlより

第三者機関設置へ 大阪府養育委員会教育長中原のパワハラ問題②


「がまんにがまんを重ねてきた。もういやだ」

 

教育委員会の機能不全に危機感
 そのやりとりの中で最も饒舌だったのが陰山委員長です。陰山委員長は自らが教委会議を仕切る立場であるため、このままでは次回教委会議自体が成立しない、という危機感をあらわにしていました。その中で出てきたのが冒頭の発言ですが、ほかにもこのようなことを言っていました。
 「前回の議事録が世に出るのはつらい。あれほど重く苦しい時間はなかった」「認定こども園の審議について私も全然納得がいっていない」「違法状態で決定した条例案であることを知事部局はわかっているのか」「今日ネットで、この問題が教育委員会に諮られず委員長専決で行なわれたと教委事務局が回答しているのが流れているのを見て、エェー!と思った」「中原・立川の件は異常事態であり、公平性よりも緊急性だ」「なぜ、あれほど裏で代決承認を急いで、表の会議では自由討論としたのか理解できない」「実教出版の教科書問題の時に公明党議員より委員長と教育長はもっと協力してやってほしいと言われ、以来ずっと我慢してきた」「この間、事務局から送られてくるペーパーも疑っている」「次回、認定こども園の代決承認を自分がするのか。いやだ」――そして極めつけが「中原教育長との信頼関係は、ない。くずれている」
 全社のTVカメラが入った公開の場で委員長がここまで言うのはそれなりの覚悟あってのことでしょう。

途中非公開に
 結局、3名の委員の賛成挙手により、前記①~③について、第三者による調査をおこなう、人数は2~3名、基本的にハラスメント問題に識見の高い弁護士や教育に詳しい人物、ただし府教委には関与していないこと、11月21日(次回教育委員会会議)を目途として、とくに①を優先的に調査する、などを決議し、ここからは具体的な名前を挙げての人選になるので非公開とする、ということで、傍聴・報道は退出しました。しかし漏れ聞くところによると、その後も2時間ほど会議は続いたそうです。

 組合にとっては、ここまで橋下維新の教育破壊に協力してきた教育委員全員の責任を問いたいところですが、それでもとくに、陰山委員長・小河委員の言葉は、その中で複雑な思いを抱え持っていた苦渋が滲み出るものでした。
 また、立川委員に対して松井知事が「組織人としてまちがっている」と非難・中傷した問題も、立川委員が決定以前に発言できる機会すらなかったことが明らかになった今、これもパワハラ事件として批判・抗議しなければいけません。
 ここは、中原教育長辞任から松井・橋下の責任を追及し、橋下維新打倒に向けて全力で闘いましょう。

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「がまんにがまんを重ねてきた。もういやだ」中原教育長問題①

2014-11-08 15:42:38 | 中原教育長下の大阪の教育

橋下市長、松井知事が擁護すればするほど中原教育長の泥船は沈んでいく。

教育合同HPから二回に分けて転載させていただきます。

http://www.ewaosaka.org/index.htmlより

第三者機関設置へ 大阪府養育委員会教育長中原のパワハラ問題①


「がまんにがまんを重ねてきた。もういやだ」

これはだれの発言でしょうか。実は、これは、11月7日の大阪府臨時教育委員会会議の場で、陰山教育委員長自身が吐いた言葉です。府教委に限らず、これまで教育委員会会議を傍聴したことは何度もありますが、ここまで感情的な言葉が飛び出たのは、ある意味衝撃的でした。
 この日の会議の議題はただ1つだけ。「調査の実施について」というもの。これだけだとわかりにくいですが、内容は、大きく報道された中原教育長による立川委員へのパワハラ発言について第三者機関による調査の実施について、ということです。

当事者抜きでの議論へ
 18時からの開始を10分程度遅れて始まった会議では、冒頭?山委員長より、本日の議題は中原発言による事態の調査の是非および実施方法等であると位置づけられ、当事者であり利益相反者である中原教育長、立川委員の退席が求められ、両名退席の後、?山・小河・井上3名の教育委員と教委事務局の橋本教育次長・津田教育監の計5名で会議は進められました。

井上委員と中原教育長の結びつき
 その後、20時ごろまで、主に①中原教育長・立川委員の間にどのようなことがあったのかの実態、②認定こども園の問題について話し合われた非公式の9月19日教委打ち合わせ会をめぐる前後の経過、③中原教育長による他の教委職員への同様な言動の有無、の3点を中心に議論は進められ、主に、3点をすべて中原・立川退席の下で決議していこうという?山委員長・小河委員に対し、井上委員が②については今回の事態に至る教委のガバナンス自体の問題だから公平性担保の観点から中原・立川の両名も参加させることを執拗に求めるという構図です。井上委員と中原教育長の結びつきを感じさせる攻防でした。

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パワハラだけではなかった!大阪府中原教育長独裁瓦解

2014-11-08 14:12:01 | 中原教育長下の大阪の教育

大阪ネット山田光一事務局長による昨日の記者会見ならびに臨時教育委員会会議傍聴の報告です。

昨日、13時半に府教委に行き、「子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会」(相可さん)と「大阪ネット」(黒田さん)の共同で中原徹教育長の辞任を求める請願を提出。担当の武下さんに教育委員会の会議で論議・検討することを要求しましたが、どう扱うかは検討しないとわからないとの回答。そこで、必ず検討結果が出た時点等で経過報告をすること、その上で11月末目処に回答をすることを要望し約束を得ました。

その後、「慰安婦」関西ネットや東京から来られた日本長老教会の牧師の方も含めて、8名で2時からの記者会見に。こちらより委員の任命権者である知事の議会同意による罷免の請願にしなかったのは、12月本会議まで待てないこと、また知事自身が被害者の立川委員が間違っているとの姿勢であるということ、そのため任命権者としての教育委員会で教育長の辞任を決定し(教育委員としてはとどまることにはなるが)、自浄能力があることを示して欲しい。さらに知事が組織決定後に反対意見を述べたと立川委員を批判しているが、実は条例改正について教育委員会に諮られた事実はなく、教育長が代決して他の委員に押しつけようとしたものであり、保護者としての意見をも封じているものでもあること。即時の辞任を求めて今後、賛同団体(現15団体)を拡大し、また個人署名もおこなうこと等を説明。次に2団体より、昨年から教科書採択介入・「口元チェック」に取り組んできた経過が相可さん・黒田さんから述べられました。記者からは、教育委員会への請願にはどう扱うかの規定がないので、具体的対応がなされる保証がないのでは等の質問があり、そうであるが故に署名等の運動や世論の力で対応させていくことが必要と強調しました。MBSテレビも含めて、主要新聞が出席していたと思います。

 6時からの臨時の教育委員会は希望者2倍の抽選でしたが、相可さんも私も7人の枠に入れました。開始がなぜか10分遅れ、冒頭から波乱を予感させる展開でしたが、委員の発言は「衝撃的」とも言えるもの。開始直後に当事者の教育長と立川委員が退場、隂山委員長は、今や委員会の基盤となる信頼関係が全く崩れているので、このままでは次回の教育委員会会議そのものがもてない(11月21日予定の会議では統廃合について決定をすべきなのに)との認識を吐露。

井上委員が私も調査をすべきとの認識だが、最初から余りにも対象を広げるべきでない、教育長の人権にも配慮し、公正な手続きも担保されるべきとの発言。

これに対して小河委員は、一般職員から自身がパワハラについて相談を受けており、それも相当深刻なものであり少なくとも全幹部からの事情聴取をして問題がないか調査すべきと主張。

さらに隂山委員長は、教育長が教育委員会での論議をしないまま、一方で「代決」(教育委員会会議が開催できない時に教育長が決定すること)した経過について納得できず、会議の開催のあり方そのものにも疑いをもつようになっている、第3者に調査を委ねて事実関係を明らかにしない限り、一歩も前に進めないところに追い詰められている、議会からも問い詰められることが予想される等々の発言。そこで井上委員も「公正性」より「緊急性」が優先との他委員の認識なら私もそういう調査の方向に同意すると発言。最終的に①立川委員と教育長のやりとりの発言の事実関係②9/19教育委員会会議打ち合わせ会からの「認定こども園」の定員上限の25人から35人への引き上げの件にかかわる一連の経過・運営・論議③一般職員へのパワハラ・・・の3点についての調査を弁護士等に委任する(可能なら11/21までに)ことを出席3名の一致で決定。

その後は具体的な名前を出しての論議ということで、報道・傍聴は退出(8時、後2時間会議は続いたとのこと)

 

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速報:中原大阪府教育長に対し第三者機関の調査実施決定!

2014-11-08 08:04:39 | 2014.5.17集会

昨日(11月7日)の臨時大阪府教育委員会会議において、中原教育長のパワハラ発言に加え、府教委運営全般についても調査の対象とする第三者機関設置へ。私たちがこれまでに告発して来た内容も含め調査されることになりました。

以下、京都新聞より

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141107000177

教育長のパワハラ調査へ
第三者実施、大阪府教委

 大阪府教育委員会の臨時会議に出席する中原徹教育長(左端)と立川さおり委員(右端)=7日夜、大阪府庁
 大阪府教育委員会の臨時会議に出席する中原徹教育長(左端)と立川さおり委員(右端)=7日夜、大阪府庁

 大阪府教育委員会は7日、中原徹教育長が教育委員に対して高圧的な発言をした問題に関し府庁で臨時会議を開いた。陰山英男委員長が「信頼の基盤が崩壊している」として第三者に発言内容などの事実関係を調査してもらうべきだと提案、実施することが決まった。

 5人の委員全員が出席。うち当事者の中原氏と立川さおり委員は陰山氏の要請に応じて冒頭で退席した。残る3人で陰山氏の提案について協議し、「事実を確定させることが大事だ」などの意見が出た。中原氏の府教委運営全般についても調査の対象とする。(共同通信)

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