グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

ボランティアからホロコーストへ

2016-10-05 12:49:07 | グループZAZA活動報告
2016年グループZAZA連続講座・池田浩士さん講演会「ファシズムとボランティア――自発性から総動員へ」の第3回めが近づいてきました。5日後です

10月10日(月)14:00~ エルおおさか709号室で行います。都合がつきましたら、ぜひ、ご参加下さい。

池田浩士さん講演、第3回目のテーマは、
「ボランティアからホロコーストへ
 ――ヒトラーの経済再建はどう達成され、何を生んだか?」

池田浩士さんから届いている講演内容の案内を紹介します。
「ヒトラーは、本当に失業をなくし、経済危機を解決しました。では、大失業状況が解消して、失業率が2%程度になったとき、ドイツ社会はどのような現実に直面したか?

――多くの人びとがヒトラーやナチスという名前と結び付けて知っている戦慄すべき惨劇は、このことと無関係ではなかったのです。

私たちが肯定的なプラスのイメージを抱いてしか思い描かない自発的な社会貢献は、歴史のなかで、別の顔も持っていました。

この事実を忘れないために、ドイツで「労働奉仕」と呼ばれた社会的活動、元来「自発的」であったものをナチスが義務として制度化したこの活動を、それに参加した若者たちの証言をも参考にしながら、具体的に掘り起こしてみたいと思います。「自発性」や「主体性」を動員して制度化し義務化することは、ファシズム的な社会の常道であることにも、注目しなければならないでしょう。

なお、昨年の池田浩士さんの講演の記録
『天皇ってなに?「日の丸」「君が代」って?』の冊子を、
7月に刊行し、販売中です。(72ページ、500円)
集会等でご購入願えるとうれしいです。

グループZAZA 山田肇




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