2016年グループZAZA連続講座・池田浩士さん講演会「ファシズムとボランティア――自発性から総動員へ」の第3回めが近づいてきました。5日後です
10月10日(月)14:00~ エルおおさか709号室で行います。都合がつきましたら、ぜひ、ご参加下さい。
池田浩士さん講演、第3回目のテーマは、
「ボランティアからホロコーストへ
――ヒトラーの経済再建はどう達成され、何を生んだか?」
池田浩士さんから届いている講演内容の案内を紹介します。
「ヒトラーは、本当に失業をなくし、経済危機を解決しました。では、大失業状況が解消して、失業率が2%程度になったとき、ドイツ社会はどのような現実に直面したか?
――多くの人びとがヒトラーやナチスという名前と結び付けて知っている戦慄すべき惨劇は、このことと無関係ではなかったのです。
私たちが肯定的なプラスのイメージを抱いてしか思い描かない自発的な社会貢献は、歴史のなかで、別の顔も持っていました。
この事実を忘れないために、ドイツで「労働奉仕」と呼ばれた社会的活動、元来「自発的」であったものをナチスが義務として制度化したこの活動を、それに参加した若者たちの証言をも参考にしながら、具体的に掘り起こしてみたいと思います。「自発性」や「主体性」を動員して制度化し義務化することは、ファシズム的な社会の常道であることにも、注目しなければならないでしょう。
なお、昨年の池田浩士さんの講演の記録
『天皇ってなに?「日の丸」「君が代」って?』の冊子を、
7月に刊行し、販売中です。(72ページ、500円)
集会等でご購入願えるとうれしいです。
グループZAZA 山田肇
10月10日(月)14:00~ エルおおさか709号室で行います。都合がつきましたら、ぜひ、ご参加下さい。
池田浩士さん講演、第3回目のテーマは、
「ボランティアからホロコーストへ
――ヒトラーの経済再建はどう達成され、何を生んだか?」
池田浩士さんから届いている講演内容の案内を紹介します。
「ヒトラーは、本当に失業をなくし、経済危機を解決しました。では、大失業状況が解消して、失業率が2%程度になったとき、ドイツ社会はどのような現実に直面したか?
――多くの人びとがヒトラーやナチスという名前と結び付けて知っている戦慄すべき惨劇は、このことと無関係ではなかったのです。
私たちが肯定的なプラスのイメージを抱いてしか思い描かない自発的な社会貢献は、歴史のなかで、別の顔も持っていました。
この事実を忘れないために、ドイツで「労働奉仕」と呼ばれた社会的活動、元来「自発的」であったものをナチスが義務として制度化したこの活動を、それに参加した若者たちの証言をも参考にしながら、具体的に掘り起こしてみたいと思います。「自発性」や「主体性」を動員して制度化し義務化することは、ファシズム的な社会の常道であることにも、注目しなければならないでしょう。
なお、昨年の池田浩士さんの講演の記録
『天皇ってなに?「日の丸」「君が代」って?』の冊子を、
7月に刊行し、販売中です。(72ページ、500円)
集会等でご購入願えるとうれしいです。
グループZAZA 山田肇