グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

本日です!池田浩士さん講演会

2016-10-10 07:25:34 | グループZAZA活動報告
本日です!!ぜひいらしてください!

グループZAZA2016連続講演第3回池田浩士さん講演会

「ファシズムとボランティア~自発性から総動員へ~」

第3回
「ボランティアからホロコーストへ
――ヒトラーの経済再建はどう達成され、何を生んだか?」


◆10月10日(月)14:00~ 

◆エルおおさか709号室(大阪:天満橋)

「ヒトラーは、本当に失業をなくし、経済危機を解決した。では、大失業状況が解消して、失業率が2%程度になったとき、ドイツ社会はどのような現実に直面したか?――多くの人びとがヒトラーやナチスという名前と結び付けて知っている戦慄すべき惨劇は、このことと無関係ではなかった。私たちが肯定的なプラスのイメージを抱いてしか思い描かない自発的な社会貢献は、歴史のなかで、別の顔も持っていた。」

会場では、これまでグループZAZAが作製した数々の冊子を頒布すると共に、毎日新聞書評でも紹介された最新刊『戦争に負けないための20章』の販売もいたします。

【毎日新聞書評:『戦争に負けないための20章』】

「戦争に負けない」ための思考、つまり戦争をすることに確信を持たせるような20の短い文章に、染色画家の高谷によるシュールレアリスムの挿絵が添えられている。レイアウトから紙質まで、電子書籍には決してまねできない工夫と美しさが随所に詰まった装丁が見事だ。

 各章の題は「国を愛する心は国民を結ぶ絆です」「徴兵制反対は臆病で卑怯(ひきょう)な利己主義です」「戦争、それは他者への信頼と自己責任を教えます」「自由を尊ぶ日本はこれからも平和を大切にします!」など。どこか、大昔に聞いたことがあるような言葉。昨今の政治家が口にする、あるいは口にしたがりそうな内容とも言えようか。とても丁寧で穏やかな文体でつづられているから、政治家が語るよりもむしろ、説得力があるようにも思う。理想的な「道徳」の教科書のようでもある。

 著者の池田は、ナチズムの研究などで知られ、さまざまな社会問題について発言してきた。評者は、表題の「戦争に負けない」を「戦争(をせよと呼びかける声)に(自分が)負けないための」、という意味にとらえたが、さて。(生)

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