グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

中原教育長口元チェック通知~グループZAZA通信9.20号外

2013-09-22 07:17:37 | 当該から

9月20日、私たちは、大阪府教育委員会開催前に、中原教育長出した「口元チェック」通知に抗議の声をあげました。直前の呼びかけにもかかわらず、多くの方に参加していただきありがとうございました。それだけ、この問題をゆゆしきことと考えておられる方が多いということだと思います。私たちは2000枚のビラを配布しました。

卒業式を子どもたちの巣立ちの場から教員「君が代」斉唱監視の場にするわけにはいきません。また、歌ったふりをさせてまで、教員に「君が代」斉唱の形をとらせようとする狙いを明らかにしていきたいと思います。以下は、配布したビラです。

号外グループZAZA通信2013.9.20号

和泉高校校長時に口元チェックをした中原教育長、

今度は、全府立高校に口元チェックせよと通知!

すでに、マスコミでも大きく報道されていますが、中原教育長は、全府立学校校長(准校長)に対し、入学式や卒業式の『君が代』斉唱時に、教職員が斉唱しているかどうか、教頭、事務長に目視による確認をさせ、結果を報告せよ、と通知文(9月4日付)を出していたことがわかりました。

私たちが危惧した通りの事態が起こってしまいました。大阪府では橋下府政のもと、2011年6月「『君が代』強制条例」が制定され、条例に基づき、2012年の卒業式前、府立学校全教職員に、「君が代」斉唱時に「起立して斉唱せよ」との命令が発出されました。私たちは不当な命令に従うことはできないと不服従を貫きました。その報復として懲戒処分や再任拒否を受けましたが、現在、処分は不当と人事委員会に申立を行っています。

「君が代」は、歴史認識や個人の世界観とかかわる問題であり、大阪府では特に人権教育の観点から決して強制することはできない問題です。命令が出たため、やむを得ず起立はしても、しかし斉唱はできないと考える教員も多くいます。教職員に「起立」の次は「斉唱」を強制し、そして、その次は、児童・生徒に教員が指導という形で「君が代」起立斉唱を強制するようになることは火を見るより明らかです。

私たちは、大阪府教育委員会に、憲法を遵守し、公教育の信頼を失墜させないよう、人権侵害を引き起こす「口元チェック」通知の撤回を求めます。

(グループZAZA:「君が代」不起立処分撤回大阪府人事委員会不服申立当該11名)

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