本日の「『君が代』条例は憲法違反!不起立減給処分取消裁判の法廷に多くの方々に傍聴に駆けつけていただき、本当にありがとうございました。
大阪では、2011年に「君が代」条例が制定されました。その条例に則り、大阪府教育委員会は、教育長通達を出し、また校長に職務命令を出すことを強要しました。何が何でも「立て、歌え」と、教職員を服従させようとしたわけですが、それでも、卒業式や入学式において強制される「君が代」に対し立つことはできない、歌うことはできないと多くの教職員が不服従を示して来ました。
懲戒処分や再任用拒否を恫喝に使い、教職員に「君が代」起立斉唱を迫るやり方は、許されることではありません。それが教育現場であるだけに、そのような恫喝を受け入れるわけにはいきません。
まして、歴史、そして現在進行しつつある世界の状況を見れば、国家が「愛国心」を強制することが、どれほど危険であるかは誰にでもわかることです。個々人の人権を無視し、国家に人民を隷属させることを許すならば、国家はいつ暴走を始めないとも限りません。
「君が代」強制問題とは何なのか?今後も多くの方々と語り合い、その問題性を明らかにしていきたいと思います。
どうか、今後ともよろしくお願いします。