いま、東京都教育委員会が「君が代」に疑義を示し、抵抗する教員にどのようなことをしているか、多くの方々に知っていただきたいです。そして、私たちグループZAZAも加わる全国ネット(仮称・準備会)が、そのような動きと対峙していることもまた知っていただきたいです。
下記は、<許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネットワーク(仮称・準備会)>の小野さんからの、本日(10/8)東京都教育委員会に対し、「要請書」を送付したとの報告です。「要請書」も含めて、数次に分けて掲載します。
以下転載~
東京都の学校で「日の丸・君が代」強制が始まったのは2003年であり、それに抗してこれまで多くの教員が不起立をしてきましたが、都教委の不当な処分攻撃により、ここ数年はその数も激減し、2014年の入学式は都立板橋特別支援学校の田中聡史さん(減給1月)と都立高校の井黒豊さん(減給6月)の二人だけになりました。
東京都教育委員会は、卒業式処分・入学式処分に関する東京都研修センターでの「服務事故再発防止研修」を強行し続け、これまでに、都立工芸高校のSTさん、調布市立第三中学校のSAさん、都立高校教員井黒豊さんへの「研修」強行を終了し、田中聡史さんには、10月17日(金曜日)にも東京都教職員研修センターでの「服務事故再発防止研修」を強行しようとしています。
私たちは、東京都教育委員会が、来る10月17日に予定している人権侵害の「東京都教職員研修センター」における「服務事故再発防止研修」を即時中止すること、そして、自分で考えずに指示に従う子どもや教職員にすることに繋がる「君が代」処分と「服務事故再発防止研修」の中止を強く求める要請書を、10月8日付で都教委に送りました。