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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「君が代」不起立減給処分不当判決から二夜明けて

2016-07-12 16:22:41 | 「君が代」裁判

これも、原告がFacebookに投稿したものですが、多くの方々に裁判の実態を知っていただきたいので掲載しましす。

君が代」不起立減給処分敗訴判決から二夜明けて

裁判を振り返ってみると、1月25日証人尋問法廷の時、私は裁判官が原告敗訴というシナリオを既に用意していることを感じた。いや、これは原告の私ばかりでなく、あの場にいた人はすべてそう思ったと言っても過言ではない。それほど、内藤裕之裁判長と左陪席(判決文を書くのはこの裁判官らしい)三重野真人裁判官の尋問は、原告の行為を「悪質」であるところに導こうとしていることがあまりにも露骨だったのである。

三重野真人裁判官の尋問の途中、原告代理人である南弁護士が「裁判所の補充尋問にこういうことを言うのは申し訳ないんですけど、余りにも仮定の話に基づくのが過ぎると思いますんで」と制止を求めたほどだった。

それでもなおも、三重野裁判官は聞こうとするので、私も、「今弁護士さんが言われたように、裁判所がそのことをどうしてお聞きになるのかなという気持ちは正直なところあります…」と一言言った。その時の三重野裁判官のばれたかなぁ〜という表情をみながら、この人は、既に原告敗訴の結論を出しており、それに合わせて都合のいい言質つまり証言を原告の私から取ろうとしているのだと確信した。

彼らはなぜ証人尋問前にもかかわらず原告敗訴のシナリオを用意したのだろうか。行政訴訟において行政側を勝たせることが必要だったのだろうか?いや、私はそれよりも「君が代」裁判において、「君が代」に疑義を持つ、すなわち立たない歌わない教師を認めるわけにいかないという意識が働いたのではないかと思う。

私は、「君が代」は思考停止に導く装置だと思っている。既に学校では「君が代」論議はタブーになってしまっている。そしてそれは学校に限らず、裁判官をも思考停止状態に陥らせてしまっているように思える。それが一番危険で恐ろしいことなのだが。

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