松田です。
D-TaC~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~では、今、大 阪市130校の中学校全教職員あてに手紙を届ける活動をしていま す。
大阪市教委への要請行動や学校長への報告活動は頑張って取り組ん できて、一定の成果も出てきているのですが、 学校現場の教職員のみなさんにはほとんど情報が伝わっていないことから、 教職員のみなさんに「戦争中の教育の誤りを繰り返すな!『 君が代』強制を止めよう!12/23学習交流のつどい」 の案内とともに私たちの活動を知らせたいとの趣旨です。
手紙のあて名は、 大阪市教委の情報提供でもらった各学校の所属教職員名簿をもとにつくりました。
封筒への宛名ラベルはり、手紙とビラの封入と封印という作業を4000通以上やるという作業は大変ですが、会員・支援者に呼びかけて1日でやり切りました。今、協力者をつのり、分担して、学校ごとにその学校の教職 員への手紙をポストに入れて回っているところです。ポストに投函した後、ちゃんと教職員の手元に行っているの か、反応はどうかということをできるだけ知りたいと思っています。配られて自分のもとにも届いたという報告が少しづつです が届くようになっています。
小学校290数校には、学校長と人権教育担当者あてに添付のような手紙を送り(こちら は業者の宅配便を利用)、人権教育担当者にはビラを7枚入れ、学年ごとの回覧をお願 いしています。こちらの方もこの週末くらいから職場に届き始めて いるはずです。
手紙やビラを見ていただいた教職員のみなさんの受け止めをぜひ知りたいと思います。
どんな情報でも歓迎です。
情報をお待ちしています。
嬉しい変化が報告できればそれに越したことはありませんが、とにかく、こんな闘い・取り組みがあるのだということを現場の教 職員のみなさんに知らせることだけでも意味があると思ってやって います。
応援よろしくお願いします。
以下、小学校長と人権教育担当者に送った手紙は以下大阪市立小学校長の皆さまならびに人権教育担当の皆さま
突然のお手紙、失礼いたします。
大阪市立小学校の学校長と、人権教育担当の先生方に、このお手紙を出させてもらっています。
(学校長あてと、人権教育担当先生あてと、二通郵送しています。)
私たちは「D-TaC(Democracy for Teachers and Children~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~)」という市民団体です。
2015年3月の卒業式で、大阪市立中学校教員の松田さんは、かつてアジア諸国を侵略していった戦争のシンボルとしての「君が代」の起立・斉唱はできないと起立・斉唱の職務命令に従いませんでした。松田さんは、生徒たちが「君が代」の歌詞の意味もきちんと教えられず、毎年1月に出される「教育長通知」で生徒たちが「しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する」という『調教教育』の一端を担うことはできないと職場をはじめ、いろいろな場で問題提起し、声をあげてきました。しかし、教育委員会は、松田さんの問題提起に応えようともせず、5月13日に「戒告処分」を強行しました。私たちは、松田さんが、とりわけ大阪府・市において「国旗国歌条例」「職員基本条例」という「3回同一内容の処分で解雇(起立斉唱を3回拒否すれば解雇)」という全国的にも突出した処分と脅しのパワハラ条例のもとでも、「おかしいことには黙って従えない」と声を上げ、立ちあがっている想いに共感し、昨年の7月13日に「D-TaC」という市民団体を結成しました。D-TaCのこれまでの活動は、同封のチラシの裏面に記載しております。ぜひ、お読みください。
日々、生徒たちと接し、熱心に教育活動に励まれている教職員の皆さんには本当に頭が下がります。しかし、年々競争や目に見える成果が強調され、生徒たちも教職員の皆さんも追い立てられ本来の教育がどこかに置き忘れられているような気がします。
2018年度から「給与制度」も大きく変えることが市教委より提案されています。《「2級」の大幅賃下げや「新3級」(新たなキャリアステージ)の設置など》
ますます、教職員を分断と競争に追い込む大改悪だと危機感を募らせています。
今、自衛隊が南スーダンの「駆けつけ警護」で、まさに武器をもって、「殺し・殺される」状況におかれようとしています。かつて、教職員の先輩方が「教え子を再び戦場に送るな」と立ち上がったこのことばが、今こそ重く私たちに問いかけてきているのではないでしょうか。
別紙案内の学習集会を持ちまして、ぜひ、戦時中教育はどんなものだったのか、直接体験された方のお話を聞く貴重な場ですので、ぜひ、多くの教職員の皆さんのご参加をお願いいたします。そして、戦時中の教育の誤りを繰り返させないため、今何ができるか一緒に考えたいと思います。
人権教育担当の先生には、厚かましいお願いではありますが、同封のカラーチラシを各学年の先生方に学年回覧していただくようお願いできませんでしょうか。よろしくお願いします。
★私たち「D-TaC」へ、ご意見をぜひ、Eメール:dtac@aol.jp までお寄せください。
★また、「D-TaC」の活動にご賛同いただけましたら、カンパ等ご協力もよろしくお願いします。( 郵便局 00910-1-331966 「D-TaC」。なお、会の年会費は1000円です。)
D-TaC:Democracy for Teachers and Children~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~
Eメール:dtac@aol.jp 〒534-0024 大阪市都島区東野田町4-7-26-304 Tel:090-1914-0158
「戦争中の教育の誤りを繰り返すな!『 君が代』強制を止めよう!12/23学習交流のつどい」の案内は以下
https://democracyforteachers.wordpress.com/2016/11/14/d-tac%e5%ad%a6%e7%bf%92%e4%ba%a4%e6%b5%81%e3%81%ae%e3%81%a4%e3%81%a9%e3%81%84%e3%81%ab%e3%81%94%e5%8f%82%e5%8a%a0%e3%82%92/
沖縄に次いで貧困率の高い大阪で、この夏、大規模な「子どもの貧困調査」が行われました。大阪市は、9月末に結果の速報値を公表し、来年度の施策に活用していくことを示しています。吉村大阪市長は、子どもの貧困調査を維新の教育政策の柱の一つである塾代助成の拡大に利用しようとしています。私たち市民が大阪市の子そもの貧困調査の結果を分析し、貧困の削減のために何が必要か考え、大阪市に提言をしていきたいと思っています。ぜひ、多くの皆さんの参加をお願いします。
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深刻化する大阪の子どもの貧困
大阪の「子どもの貧困調査」を受けて今、何が必要か考えよう!
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■講演 生田武志さん 「子どもの貧困の現場から見えてくるもの」
(野宿者ネットワーク代表、ホームレス問題の授業づくり全国ネット代表理事)
■報告 大阪府・市の「子どもの貧困調査」
■日時 11月23日(水・祝日)14:00~16:30(開場13:30)
■場所 阿倍野市民学習センター 講堂 (あべのベルタ3階)
地下鉄谷町線「阿倍野」駅7出口、地下鉄・JR「天王寺」駅前駅出口2出口
■主催 子どもに「教育への権利」を!大阪教育研究会
ブログ http://eduosk.cocolog-nifty.com/blog/
問い合わせ iga@mue.biglobe.ne.jp
<参加の呼びかけ>
2012年の日本の子どもの相対的貧困率は16.3%となり、6人に一人の子どもが貧困下に育っているというきわめて深刻な状況にあります。それ以降も子どもの貧困の基礎にある「ワーキングプア」の拡大などによって事態はもっと深刻化しています。安倍政権は2013年に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」を制定しましたが、国が教育にかける公的資質の割合は、OECD加盟国の中で日本はGDP比で最低であり、子どもの貧困対策もほとんど進んでいません。政府の「子どもの貧困対策に関する大綱」は既存の事業の寄せ集めになっており、とりわけ教育分野では子どもの「学力向上」策に特化しています。つまり、貧困な子どもたちは、自ら「学力」をつけ、「貧困の連鎖」を断ち切れ、というわけです。それができなければ「自己責任」として 切り捨てるものです。
貧困率の高い大阪府で、この夏、大規模な「子どもの貧困調査」が行われました。中 でも大阪市は、小学校5年と中学校2年の子ども約4万人と約6万人の保護者を対象にし、9月末にも集計の速報値を公表し、貧困対策を来年度予算化する予定です。しかし、9月15日に吉村大阪市長は子どもの貧困調査を塾助成の拡大に利用する方向性を強く打ち出しました。塾助成で子どもの貧困は削減されません。
大阪市の子どもの貧困はきわめて深刻です。私たちは、大阪府・市での「子どもの貧困」調査結果を検討し、貧困を削減していくためには何が必要なのか、大阪市の貧困対策はどうなっているのか、考えていきたいと思っています。是非、一緒に考えていきましょう。
11月15日「君が代」解雇撤回裁判証人尋問について当該からの報告です。
11月15日は、1時30分から大阪地裁808号法廷で、菅平和、野村尚、山田肇らの「君が代」不起立を唯一の理由とした再任用取消の撤回を求める裁判の証人尋問でした。
長時間にわたる傍聴に来て下さった方々、ありがとうございました。ちょっと長いですが、昨日の府教委・高槻市教委側証人尋問の報告です。
当時の高槻市教委・教育指導課長の有馬氏への尋問では、私が所属していた学校労働者ネットワーク・高槻の組合員4名に対してのみに狙い撃ちで職務命令が出されていたことや、他の組合に所属している教職員に関しては、卒業式の「君が代」で起立すると言明しなくとも、職務命令を出していないことが明らかになりました。
また校長会の席上で、校長には「教職員が率先垂範して起立斉唱するようにさせよ」
と校長を指導していたことが明らかにされました。私も有馬氏に対して、二つ質問、次の二つの証言を得ました。
一つは「率先垂範」には法的根拠がないこと。
二つめは希望の杜施設内学級での私の勤務は「熱心であった」こと。
府教委の大崎氏は、意向確認や研修の根拠が大崎陳述書で主張していた職員基本条例に基づいたものでないこと(条例の制定前から研修や意向確認を実施していること)を指摘され、「研修」や「意向確認」についての法的根拠は分からないが、「職員基本条例」を先取りしたと繰り返していました。
条例も法もないのに、「先取り」なぞしてよいものか!
研修の受講も意向確認書の提出も法的根拠がないのに、「君が代」不起立者に求めたことを認めた!これは決定的な証言です!
更に再任用の合格取消や更新取消が、不起立者に対しては「君が代」で不起立したことと、
「意向確認」ができなかったと府教委が判断したこと以外に理由はないということも明らかになりました。
しかもその内容は、「今後の起立斉唱の職務命令に従うかどうかを確認した」のだと証言し、これまで陳述書で府教委が主張してきたこと・・・「顛末書」未提出や「校長のビラ撒き禁止などの指導」、「研修」未受講、「意向確認書の不提出」の根拠のほとんどが、吹き飛んだことになりました。
要するに、今後の卒業式・入学式の「君が代」で起立斉唱すると誓約しないかぎり、別のことばでいえば、「君が代」の「踏み絵」を踏まないかぎり、再任用されないと証言したということです。これも決定的な証言です!
これは昨年の東京地裁・高裁の判決に大きく反することを府教委がやってきたことを、府教委自らが認めたということです。
昨年の東京地裁・高裁判決は、「個人の思想信条に従った行為を理由に、大きな不利益を科すことには慎重な考慮が必要だ。式の進行は混乱しておらず、都の教育委員会が起立しなかったことだけを不当に重く」扱い、「君が代」不起立だけで「勤務実績が良好でない」と判断し、再任用を取り消したのは、裁量権の範囲を超えるもの」で違法だと、再任用取消の撤回を命じました。
また、府教委の田井氏(小中学校担当)は、主張していることの法的根拠や再任用審査会にどのような内容で上程したのかについて尋ねられると、「知りません」「わかりません」の一点張りで押しとおした。
「2012年3月23日午前中は、高槻市のすべての小中学校で終業式、府教委の事情聴取の日程を変更すれば済んだのではないか?」
田井:「わかりません」
「意向確認書を山田が持って帰ろうとしたら、置いていけと言われ、意向確認書が山田に渡っていないのは知っているか?」
田井:「知りません」
「山田に対して、意向確認書について説明したか?」
田井:「わかりません」etc
ぎゃふんというなら分かるが、
「忘れました」「わかりません」では証人にならないだろう!
私たちが証人として請求した再任用審査会の5人のうちの誰かを証人として再喚問せよとの思いを強くしました。
また、「根拠は分からない」が、「顛末書の提出」も、「府教委の事情聴取出席」も、「研修受講」も、「意向確認書の提出」
(これまで府教委は、意向確認は再任用に影響するが、提出は任意と主張していました)もすべてが職務命令であるとの証言をしました。
そんなアホな!「顛末書の提出」等が職務命令などとは聞いたことがない!
「私は命令されただけだ」とは言いませんでしたが、「分かりません」で逃げるのは、自らの意思で動いたのではなく、私はアイヒマンだ!と恥ずかしげもなく証言したも同然です。
次回は、11月24日(木)、大阪地裁、810号法廷で原告3人が証言します。
午前中は10時30分から山田肇(主尋問50分、反対尋問30分)、
午後1時15分から菅平和(主尋問50分、反対尋問30分)、
最後に野村尚(主尋問50分、反対尋問30分)という予定になっています。
長時間にわたる法廷となります。
都合のよい時間だけでも構いませんので、支援傍聴をお願いいたします。
終了(16時頃?)後、弁護士会館(10階)1004号で報告集会を行います。
下記ブログでは、さらにくわしく4回にわたって掲載予定です。
Blog
『ブラックボードに義』
http://blogs.yahoo.co.jp/yamada55132
突然のお手紙、失礼いたします。
大阪市立中学校にお勤めのみなさんに、このお手紙を出させてもらっています。
私たちは「D-TaC(Democracy for Teachers and Children~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~)」という市民団体です。
2015年3月の卒業式で、大阪市立中学校教員の松田さんは、かつてアジア諸国を侵略していった戦争のシンボルとしての「君が代」の起立・斉唱はできないと起立・斉唱の職務命令に従いませんでした。松田さんは、生徒たちが「君が代」の歌詞の意味もきちんと教えられず、毎年1月に出される「教育長通知」で生徒たちが「しっかりと国歌が斉唱できるよう指導する」という『調教教育』の一端を担うことはできないと職場をはじめ、いろいろな場で問題提起し、声をあげてきました。しかし、教育委員会は、松田さんの問題提起に応えようともせず、5月13日に「戒告処分」を強行しました。
私たちは、松田さんが、とりわけ大阪府・市において「国旗国歌条例」「職員基本条例」という「3回同一内容の処分で解雇(起立斉唱を3回拒否すれば解雇)」という全国的にも突出した処分と脅しのパワハラ条例のもとでも、「おかしいことには黙って従えない」と声を上げ、立ちあがっている想いに共感し、昨年の7月13日に「D-TaC」という市民団体を結成しました。D-TaCのこれまでの活動は、同封のチラシの裏面に記載しております。ぜひ、お読みください。
日々、生徒たちと接し、熱心に教育活動に励まれている教職員の皆さんには本当に頭が下がります。しかし、年々競争や目に見える成果が強調され、生徒たちも教職員の皆さんも追い立てられ本来の教育がどこかに置き忘れられているような気がします。
2018年度から「給与制度」も大きく変えることが市教委より提案されています。《「2級」の大幅賃下げや「新3級」(新たなキャリアステージ)の設置など》
ますます、教職員を分断と競争に追い込む大改悪だと危機感を募らせています。
今、自衛隊が南スーダンの「駆けつけ警護」で、まさに武器をもって、「殺し・殺される」状況におかれようとしています。かつて、教職員の先輩方が「教え子を再び戦場に送るな」と立ち上がったこのことばが、今こそ重く私たちに問いかけてきているのではないでしょうか。
別紙案内の学習集会を持ちまして、ぜひ、戦時中教育はどんなものだったのか、直接体験された方のお話を聞く貴重な場ですので、ぜひ、多くの教職員の皆さんのご参加をお願いいたします。そして、戦時中の教育の誤りを繰り返させないために、今何ができるか一緒に考えましょう。
★私たち「D-TaC」へご意見をぜひ、Eメール:dtac@aol.jp までお寄せください。
★また、「D-TaC」の活動にご賛同いただけましたら、カンパ等ご協力もよろしくお願いします。( 郵便局 00910-1-331966 「D-TaC」。なお、会の年会費は1000円です。)
D-TaC:Democracy for Teachers and Children~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~
Eメール:dtac@aol.jp
〒534-0024 大阪市都島区東野田町4-7-26-304 Tel :090-1914-0158