10月15日 たった20秒で負ける、柔道の試合最短記録達成
駐車場に車を置いて体育館の中に入ろうとすると、休憩中のI瀬先生に出会いました。先生開口一番、
「T岡さん、今年の一般(の部の大会)は、何とくじ引き抽選ですって」
???くじ引き???先生何ですかそりゃ?
詳しくお聞きしますと、人数の関係やら来れない人の事で、当日のくじ引き抽選によるトーナメント作成になったらしいのです。いつもなら朝から会場にトーナメント表が掲示されているのですが、今年は白紙でした(笑)。ほんと名前無しの表。
「相手の名前がまだわからないんですよ」
実力の伯仲されてる人達は、相手の事が気になると思いますが、実力がかけ離れている私にとっては、まあ誰でもそんなに変わらんだろう。
「T岡さん、抽選っていう事は、同じ道場対決もありうるんですよ」
ああそうかー!そういう事なのか。
同じく出場されるN野先生、D口先生をはじめ、役員席の先生方も口々に、
「誰と誰がやるかわからん」
とその話題でいっぱいでした。
12時半の会場は、すでにアップを始めてる中学生高校生でいっぱいです。私が一緒に練習してる平坂中学と吉良中学の連中も打ち込みを始めてました。
一般は武道場の隅で柔軟しながら、知り合いの先生を見つけては挨拶したりしておりましたが、12時40分に呼集がかかりました。
「トーナメントを決めますので、ここに名前を書いてください」
と見ると、あみだくじの表(笑)。ホントにあみだくじだった。
昨年より減って今年の参加者は20名程度らしいです。私の場合相手が誰でも変わらんけど、やっぱり気になるなあ。
中学生の部が始まり、一緒に練習する中学生を探して応援に回る。
平坂の女の子が2年生の女子準優勝、おめでとうございます!決勝で負けたけど、相手の子も時々出稽古で来て練習してる子です。知り合い同士の決勝ですな。
男の子では小柄なT君が、180センチ近い相手の子を準決勝で投げてました。これは会場をどよめかせておりました。相手の子も出稽古先で一緒に練習してる子なので、俺はどっちを応援すりゃええんやー。
高校1年生の部の決勝も、二人とも一緒に練習した子です。子と言ってはいかんですね。立派なたくましい青年になっております。俺よりも胸板厚くて体が出来上がっております。
とにかく知ってる中学生高校生がたくさん入賞してたので、素直に喜んでました。応援してるほうも楽しいです。
さて中学生の試合途中で、一般のトーナメント表が決まったので、それを見てみますと・・・、
何と私の相手は、出稽古先で指導されてる大学生さんで、しかもお世話になってるH先生の息子さんです。あかん、M先生やん。
その後会う人会う人みんな、
「T岡さんM君とですって?M君はものすごく強いですよ」
いえもうそれは以前から知っております。怪我の無いように無事終えたいと思います。果たして何秒持つか。あははは・・・。
と笑うしかない。
M先生御本人にも会って、「ケガさせないように投げて下さい」と依頼(←何頼んでんだ)。
お父さんのH先生にも会い、
「先生!私の相手は先生の息子さんなんですよ」
「あらまあ、ほんとかいな」
「私は先生に時々柔道を習ってるんですから、息子さんよりも弟子の私を応援してください」
と強引に依頼したら笑われた。
さて肝心の試合なのだが、あっけなく終わったので書く事がほとんど無い(笑)。それを思い出して詳しく書きますと・・・。
第一試合場での3試合目でした。
「はじめ!」の合図とともに、ゆっくり歩み寄ってから釣り手を取りに行く。
がはねられたので、いったん距離を取り、再び近づいて釣り手を取ろうとバタバタしてたら、逆に取られてまった。
「あかん!」
と思って離れようとしたが引き付けられたので、こちらも引手を突っぱねようとしたら、そこを投げられてしまった。もうほんとにあっという間。
天井がくるんと回転して、蛍光灯が流れた~。
綺麗にお尻から叩きつけられて、あまりの技の奇麗さに会場がどよめいておりました。
礼をして外に出ると知り合いの先生がおられて、
「うーん、(相手が)強い」
そんな事より先生、私何もできませんでした。もうほんとにあっという間。悔しい以前の問題です。
「T岡さん20秒ぐらいですかねえ」と先生。
先生、傷口に塩を塗るような事言わんといて下さい(笑)。
この約20秒という試合時間は、私の市民大会での過去7回の試合、過去の月次試合(28試合)でも、おそらく最短記録だと思います。別の意味での新記録達成です。
その他の先生にも会うたびに、
「怪我は無かったですか?」
とほぼ全員に心配されました(笑)。
相手をしてくれたM先生本人に、
「相手してくれて有難うございました」と挨拶したところ、逆に
「お怪我はありませんでしたか?」と心配してくれていました。やはり男前の好青年です。先生方や関係者に人気があるのもわかります。
さてうちの先生方も数人参戦されておりましたので、残りの時間はじっくり観戦。
試合が終わったI瀬先生・D口先生・N野先生達と、時々試合の事や他の参加者ことをいろいろお聞きしてました。
「あの人は、〇〇大学、あの人とあの人は実業団云々~」
先生方もそんな人相手によく互角に戦えますね。
先生曰く、今年は昨年に比べて人数が少ない分、ガチガチの選手が多いそうです。市民大会と言うより、社会人大会に近いのでしょうか?
皆さんのゴリラみたいな体格からすると、私なんてペラペラ同然です。
表彰式が終わり、記念品の市民体育大会用タオルをもらい解散。赤畳を1枚だけ運び(もっと手伝えよ)帰りました。
ここまで何も出来んかったってのは、久しぶりです。全然疲れさえもせんかったなあ。
ここにいる人達ってのは、若い頃から10年20年30年と修行してきた人達なんでしょうね。素直に凄い人達だなと思う。
その百分の一、千分の一でもいいから強くなりたい。
中年の頑張ってる皆さん、応援ついでに下のバナーも押してね。

にほんブログ村
駐車場に車を置いて体育館の中に入ろうとすると、休憩中のI瀬先生に出会いました。先生開口一番、
「T岡さん、今年の一般(の部の大会)は、何とくじ引き抽選ですって」
???くじ引き???先生何ですかそりゃ?
詳しくお聞きしますと、人数の関係やら来れない人の事で、当日のくじ引き抽選によるトーナメント作成になったらしいのです。いつもなら朝から会場にトーナメント表が掲示されているのですが、今年は白紙でした(笑)。ほんと名前無しの表。
「相手の名前がまだわからないんですよ」
実力の伯仲されてる人達は、相手の事が気になると思いますが、実力がかけ離れている私にとっては、まあ誰でもそんなに変わらんだろう。
「T岡さん、抽選っていう事は、同じ道場対決もありうるんですよ」
ああそうかー!そういう事なのか。
同じく出場されるN野先生、D口先生をはじめ、役員席の先生方も口々に、
「誰と誰がやるかわからん」
とその話題でいっぱいでした。

一般は武道場の隅で柔軟しながら、知り合いの先生を見つけては挨拶したりしておりましたが、12時40分に呼集がかかりました。
「トーナメントを決めますので、ここに名前を書いてください」
と見ると、あみだくじの表(笑)。ホントにあみだくじだった。
昨年より減って今年の参加者は20名程度らしいです。私の場合相手が誰でも変わらんけど、やっぱり気になるなあ。
中学生の部が始まり、一緒に練習する中学生を探して応援に回る。
平坂の女の子が2年生の女子準優勝、おめでとうございます!決勝で負けたけど、相手の子も時々出稽古で来て練習してる子です。知り合い同士の決勝ですな。
男の子では小柄なT君が、180センチ近い相手の子を準決勝で投げてました。これは会場をどよめかせておりました。相手の子も出稽古先で一緒に練習してる子なので、俺はどっちを応援すりゃええんやー。
高校1年生の部の決勝も、二人とも一緒に練習した子です。子と言ってはいかんですね。立派なたくましい青年になっております。俺よりも胸板厚くて体が出来上がっております。
とにかく知ってる中学生高校生がたくさん入賞してたので、素直に喜んでました。応援してるほうも楽しいです。
さて中学生の試合途中で、一般のトーナメント表が決まったので、それを見てみますと・・・、
何と私の相手は、出稽古先で指導されてる大学生さんで、しかもお世話になってるH先生の息子さんです。あかん、M先生やん。
その後会う人会う人みんな、
「T岡さんM君とですって?M君はものすごく強いですよ」
いえもうそれは以前から知っております。怪我の無いように無事終えたいと思います。果たして何秒持つか。あははは・・・。
と笑うしかない。
M先生御本人にも会って、「ケガさせないように投げて下さい」と依頼(←何頼んでんだ)。
お父さんのH先生にも会い、
「先生!私の相手は先生の息子さんなんですよ」
「あらまあ、ほんとかいな」
「私は先生に時々柔道を習ってるんですから、息子さんよりも弟子の私を応援してください」
と強引に依頼したら笑われた。
さて肝心の試合なのだが、あっけなく終わったので書く事がほとんど無い(笑)。それを思い出して詳しく書きますと・・・。
第一試合場での3試合目でした。
「はじめ!」の合図とともに、ゆっくり歩み寄ってから釣り手を取りに行く。
がはねられたので、いったん距離を取り、再び近づいて釣り手を取ろうとバタバタしてたら、逆に取られてまった。
「あかん!」
と思って離れようとしたが引き付けられたので、こちらも引手を突っぱねようとしたら、そこを投げられてしまった。もうほんとにあっという間。
天井がくるんと回転して、蛍光灯が流れた~。
綺麗にお尻から叩きつけられて、あまりの技の奇麗さに会場がどよめいておりました。
礼をして外に出ると知り合いの先生がおられて、
「うーん、(相手が)強い」
そんな事より先生、私何もできませんでした。もうほんとにあっという間。悔しい以前の問題です。
「T岡さん20秒ぐらいですかねえ」と先生。
先生、傷口に塩を塗るような事言わんといて下さい(笑)。
この約20秒という試合時間は、私の市民大会での過去7回の試合、過去の月次試合(28試合)でも、おそらく最短記録だと思います。別の意味での新記録達成です。
その他の先生にも会うたびに、
「怪我は無かったですか?」
とほぼ全員に心配されました(笑)。
相手をしてくれたM先生本人に、
「相手してくれて有難うございました」と挨拶したところ、逆に
「お怪我はありませんでしたか?」と心配してくれていました。やはり男前の好青年です。先生方や関係者に人気があるのもわかります。

試合が終わったI瀬先生・D口先生・N野先生達と、時々試合の事や他の参加者ことをいろいろお聞きしてました。
「あの人は、〇〇大学、あの人とあの人は実業団云々~」
先生方もそんな人相手によく互角に戦えますね。
先生曰く、今年は昨年に比べて人数が少ない分、ガチガチの選手が多いそうです。市民大会と言うより、社会人大会に近いのでしょうか?
皆さんのゴリラみたいな体格からすると、私なんてペラペラ同然です。

ここまで何も出来んかったってのは、久しぶりです。全然疲れさえもせんかったなあ。
ここにいる人達ってのは、若い頃から10年20年30年と修行してきた人達なんでしょうね。素直に凄い人達だなと思う。
その百分の一、千分の一でもいいから強くなりたい。


にほんブログ村