立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

韓国・ソウルへの旅(3)・東大門周辺と江南の高速バスターミナル・・・JingShangの韓国・ソウルへの旅

2015年04月25日 | JingShangレポート
 ソウルは漢江の北岸に漢陽として始まり、中国の都市と同じく防護の為の円形の城壁で囲まれていたのですが、その城壁の東西南北に4つの大門、そのほか4つの小門があったそうです。

(1)東大門

 前に南大門をお見せしましたが、今日はその大門の一つ、東大門から始めます。写真は東大門です。写真は南側から北に向かって撮っています。瓮門(おうもん)と呼ばれる外側の城壁を擁しているのが、東大門の特徴です。南大門には瓮門はありません。

(2)清渓川

 東大門の南側を東西に流れる清渓川です。日本語ウィキペディアによれば、この川は、かつては生活排水を流す下水道代わりの川として利用されましたが、ソウル市により暗渠化され、1971年には暗渠の上を通る清渓高架道路が完成しました。2000年代に入り、老朽化して使われなくなった(安普請だったからか?)高架道路が撤去され、5.8Kmにわたり河川の復元工事が行なわれ、また地下鉄から出る地下水を放流する等水質浄化対策も行われ、2005年に工事が終わったとのことです。

 清渓川とは全く無関係ですが、先日NHKの「ブラたもり」という番組で長崎が紹介され、その中で戦後復興で川を暗渠化して道路にする工事を急ぐあまり、川を跨ぐ橋もそのままま覆った道路が紹介されました。おかげで道路が平らではなく、中央部が不自然にもりあがった道路になっていました。タモリさんが暗渠に入って、それを紹介していましたが、その橋の石造りの橋脚がそのまま残っていました。ソウルの清渓川の暗渠撤去を紹介しながら、その番組を思い出しました。

(3)清渓川北岸の広蔵市場

 清渓川の北岸にある広蔵市場です。東大門近くには東大門市場がありますが、この広蔵市場は東大門市場の更に西側にある市場です。通りには軽食の店が並んでいます。観光客も大勢来るようです。米の粉を練って餅のようにして、辛い味付けで煮たトッポギを売っていたのでトライしました。

(4)江南(漢江の南)の高速バスターミナル

 江南(漢江の南)にある高速バスターミナルです。地下鉄で漢江を渡って来たのですが、地下鉄の駅名も「高速ターミナル駅」です。次回以降地方に出かける為の「予行演習」として、地下鉄で「高速ターミナル駅」に出かけました。とても大きな建物で、写真右側には百貨店や外資系ホテルもありますが、バスターミナルの機能は1階だけで、後は商業ビルとなっています。機能は中国のバスターミナルと同じですが、人の多さやそれに伴う活気が違います。

(5)高速バスターミナルの1階、ハングルを使う難しさ

 高速バスターミナルの1階です。正面が釜山訪問の切符売場です。一般バスと優等バスの二種類があります。この写真は、午前10時頃ですが、このように閑散としていました。週末はもっと混むのでしょうが、予約せずとも切符は買えそうです。

 行き先の地名や時間を口頭で正確に韓国語で言うのは難しいでしょうから、紙で書いて示すことが必要でしょうね。出てきた切符は多分ハングルばかりですから、確認できるようにハングルを読んで理解できるようしておくことが必要です。

 ハングルばかりというのは日本語でいうと全部仮名ばかりのようなものですから(日本語では平かな、片かなの二種類あり、使い分けできますが、韓国語には単純にハングルだけです)、なかなか大変です。その点、漢字は表意文字ですから、読めなくても一定の理解することができるので安心です。韓国語の約7割は漢音(日本語でいう音読み)と言われているので、漢字を使わなくて支障がないのでしょうか。

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