10月31日から1泊2日で栃木県奥鬼怒温泉郷の一つである手白澤(てしろさわ)温泉に妻と二人で行って来ました。
良い天気に恵まれ、楽しかったです。奥鬼怒温泉郷は、栃木県鬼怒川最上流部に位置する4つの温泉宿から成り立っています。自家用車はその温泉郷から下流の女夫淵(めおとふち)駐車場までしか行けず、その先は林道を歩くか、送迎がある温泉宿の送迎バスに乗らねばなりません。今回泊まった手白澤温泉は他の3軒が鬼怒川本流の傍にあるのに対して、鬼怒川支流の手白澤を遡ったところにあり、送迎がないので林道を徒歩で行かねばならず、片道2時間15分程度、約13000歩かかりました。途中妻から「かよわい私にこんなに歩かせるなんて・・・」と文句を聞かされ続けましたが、それでも全部歩きました。
この写真は手白沢温泉の全景です。手白澤温泉のHPから採りました。入口看板には右からの横書で「手白澤ヒュッテ」と書かれていますが山小屋ではなく、立派な温泉旅館です。写真の建物の右側に客室が6部屋あり、 最大宿泊客数が25名の小さな旅館です。 左側がフロント、事務室、厨房、そして食堂となります。その更に奥に別棟で浴場(男女とも室内と露店風呂)があります。温泉は透明な(細かい湯の華が混じっていますが)単純硫黄泉で、湯量はとても豊富で、浴室はもちろんかけ流し、洗い場にも蛇口がなく、常時(夜中でも)お湯が流し放されています。全館床暖房にも使っています。室内は暖かく、浴衣だけで済みます。独占出来る泉源に小人数の客数だから出来るのでしょう。部屋は15畳あり、トイレ、洗面所がついていますが、テレビはありません。WiFiは使えます。食事は、食堂でとりますが、普通の温泉旅館風ではなく、洋風のレストラン風です。パンではなく、ご飯だったり、汁物が付きますが肉料理がついたり、飲み物の選択としてワインリストがついていたり、デザートがついていたり、セルフですが、コーヒーや紅茶も飲めます。詳しくはhttp://www.teshirosawa.co.jp/info/をご覧ください。 奥鬼怒温泉郷には、登山地図に山小屋として印されている日光澤温泉(質素、送迎なし)、そこそこの規模の加仁湯(所謂温泉旅館、一番大きい、送迎あり)、ログハウスもある八丁の湯(林間学校等に使われそうな感じ、送迎あり)、そしてこの手白澤温泉とそれぞれ特色があります。
以下は林道途中の紅黄葉です。
この写真は歩いている途中の林道から撮りました。多分北西を向いています。この谷間に鬼怒川が流れています。歩いている所が海抜1400m程度で、一部は落葉しています。空気が澄んで空が青いです。夜に手白沢温泉の露天風呂に入って上を眺めると満天の星が見えました。
この写真は手白沢温泉の近くでとりました。手白沢温泉の建物の中に飼い犬がおり、我々が帰る時に、女夫淵までついてきました。我々の出発までは建物の中にいたので、外に出たかったようです。宿のご主人が「この犬がついていくかもしれないが、心配しないでください。この犬は、一度外にでると暫く帰ってこないが、必ず戻ります」と言って下さったので、安心でしたが、本当にずっとついてきました。雑種の7歳の雄で、我々には全く吠えません。偶に通る自動車にはちょっと吠えたりしましたが。 最近は妻と一緒に毎日散歩を30分しています。途中晴れた日には遠くに富士山を見ることができます。妻は30分で家に戻りますが、私は更に30分散歩を続けて合計1時間の散歩で1日8千歩を確保しています。私のコースでは筑波山や日光の山々が見えることがあります。今回は1日1万3千歩×2日で、すこし(妻は大分)疲れましたが、歩きとおせて、しかも温泉と美味しい食事と紅黄葉を楽しめて満足です。
(Jingshangさんありがとう。転載させてもらいました・・zen)
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