また行ったのかと思っている方も多いことでしょう。
また行きました。
毎年行っているのに飽きないどころか、
行かないと気持ち悪い。
ちゃんとテラスに上っておかないと、
9月8日の気がしない(笑)。
友人には
「ランチタイムを返上してまで行きたいのか」
と驚かれましたが、行きたいんです。
なので、ランチタイムにさくっと行ってきましたよ、
毎年恒例のドゥオーモ・テラス散歩。
今年は友人もご一緒に。
テラスから眺めるフィレンツェはやっぱりきれい。
以前の記事でも紹介したけれど
テラスに上ると中央身廊に沿って
大きなテラコッタの壷が北側に10個、南側に10個。
身廊部分の屋根には雨樋がないので
屋根伝いに雨が流れ落ちてくる先に
大きな壷を置いて雨水を受けるという原始的なシステム。
洗礼堂の周りの人がアリのように見える俯瞰。
高所恐怖症の方にはちょっときついかもしれないテラス散歩。
特にバラ窓に近づく数メートルは
正面ファサードに張り出している細い通路を渡るので
なかなかのスリル。
でもこのバラ窓を見るために毎年昇りたいのです。
いったん聖堂内へ。
圧巻の床モザイク。
これも上から見ないとよくわからないからね。
再び正面ファサードの外へ。
反対側からもバラ窓。
どれだけ好きなんだ(笑)。
そして、いつもなら何気なく見て終わりのジョットの鐘楼。
今回は一緒に昇った友人があるものを発見。
イチジクかな。
なんだかとても嬉しくなっちゃった。
こんな大理石だらけのところで育つ命。
見つけてくれた友人にも感謝。
来年まで取り除かれずに成長しているといいな。
そりゃぁもう、来年もちゃんと昇りますから。