不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Corri La Vita 2011

2011-09-29 23:29:58 | 日記・エッセイ・コラム
今年もふらふらのんびり参加してきました。
天気にも恵まれて
(大会終了後、午後に一瞬大嵐がきたけどね)
爽やかなウォーキングを楽しんできました。

出発地点のシニョリア広場。
いつものことだけど、すごい人なので、
開会式のステージまで辿り着けない。
市長やプランデッリ監督がステージに上がってたけど、
私には米粒よりも小さくしか見えなかった。

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今年はイタリア統一150周年ということもあり
お揃いのTシャツは緑色で
ロゴに赤と白を取り入れたトリコロール仕様。

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緑の軍団、フィレンツェを占拠。

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初参加のレイラはとりあえずカンガルー状態。
下ろしたら人に踏まれたり蹴られたりしそうで怖かったので
行程の半分以上を抱っこ状態で散歩したレイラ。
人がいっぱいいてちょっとビビっているの巻。

Dscf1349

だらだら開会式が行われ、9:30にはスタートできず、
15分くらい過ぎてからスタートとなったけれど、
スタートと言われてから広場を出るまでに相当時間がかかった。
それくらい人が多くて前にも後ろにも進めない状況。
ようやくドゥオーモ前。

このあとヴェッキオ宮殿の裏手に回ったわけですが
そのときに12キロの本気マラソンの先頭集団が目の前を横切り
早々にゴールインしていました。
トップは40分台でゴールしたらしいので
我々5キロの散歩コースの人々は40分経ってもまだ
シニョリア広場周辺でうだうだしていたってことになります。

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うだうだしたままなんとかアルノ川まで。
橋の上も緑の軍団による占拠が続きます。

アルノ川に出たところで
右へ行く人と左へ進路を取る人に別れます(笑)。
ルート把握していない人、把握していても無視する人続出。
もうみんな自由奔放。
10ユーロの参加費を払ってTシャツとゼッケンもらった時点で
既に目的達成しているとしか思えませんが、
そんなのもありな緩い大会。

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私は正規ルートのグラツィエ橋へ。
橋から眺めるアルノ川。
秋の空が映り込んで美しい。

Dscf1353

正規ルートから外れた人がどこへ行ったかというと、ここ。
カヌークラブが特別にレガッタに乗せてくれるので
列ができてました。
まぁ、こんなのもCorri la vitaの楽しみの一つ。

Dscf1354

ピッティ宮殿前まできても緑の集団。
途中、例年通り、特別公開の宮殿などもあったので
そこへ立ち寄る人や、
既に疲れてお茶する人など脱落者も多く
歩いている人は随分減ってきているとはいえ、
さすがに走る雰囲気ではありません。
この辺りでレイラがうずうずし始め
カンガルー状態から脱する気配。

Dscf1355

ボボリ庭園へ突入。
レイラも初ボボリ体験。
ようやくお散歩させてもらえたレイラは
降りていきなりボボリ庭園で小用を足してました。
気持ちよかっただろうねぇ。

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ゴールもシニョリア広場。
ふらふら歩いていただけの我々がゴールしても誰も褒めてくれませんけどね。
レイラもご機嫌でゴールしました。

さすがにレイラを抱っこしての参加は
いつも使わない筋肉(左肩から背中にかけて)を使って
かなり疲れたけれど、よいお散歩になりました。

大会終了後のニュースでは
今年の参加者は23000人弱だったそうで、
当日エントリーした方は 途中から緑のTシャツ足りなくてもらえなかったそうです。

いつものように
この参加費用の一部は乳がん研究のために寄付されます。

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2011-09-29 19:07:13 | Tweet Log