折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

木曽街道

2016年04月03日 | 風景


きのう桜を見に出かけた犬山市の南東、入鹿池の西辺りは水路が入り組み
川沿いには桜並木。低い山の芽吹き始めた木々の間に山桜。これがまたいい!

堤で芽を出したばかりのヨモギ、イタドリを少し摘み夕食の天ぷらに、
無人販売のタケノコ、ワケギは少しかたかったけれど買う時、下げて帰る道々の
トキメキを思えば楽しくも深い味わいでした。

新郷瀬川を横切る道、地図には「木曽街道」とある。
帰宅して調べてみると京から美濃、信濃を経て江戸に至る「中山道」のうち
木曽地区の一部を「木曽街道」と言うとあった。
「木曽路はすべて山の中である」島崎藤村の「夜明け前」冒頭。
若い時、すっきりと美しいこの冒頭に感動して読み始めてみたものの私にとって
「夜明け前」は木曽路のごとく険しくて半分も読めませんでした。
あれから五十数年経た今ならどうでしょうか。

また馬篭辺りを歩いてみたくなりました。


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